まあこの民間会社に陳情でもして、下妻のメロンとか持っていってあげればよいのだろうけど、そういうことは茨城の人は苦手そうだね、それは冗談だけど実際この茨城県の魅力度はほとんど感じない。
昔、作家の久米正雄が東北から東京まで徒歩旅行をして、暗いみちのくの道を抜けて明るい水郷地帯に出て感動し癒やされたという話がある。
岡倉天心もお気に入りは五浦(いずら)で温泉につかり、釣りをすることだった。
横山大観のふるさとであり、日本画にできる美しい風景の宝庫である。
今でも霞ヶ浦周辺の水郷地帯はきれいだし、筑波山も美しくはある。
結城紬や笠間焼など特産品も多い。
だが・・・乱暴に宅地開発されたため、都市の魅力を開発することを怠ったように感じる。
いやきれいに開発されているのだが、あまりにも無機質で住んでいて楽しくないのだ。
乱暴に開発したため、自然との調和も失われてしまった。
人口減少を考えれば。ゆっくり自然との調和を考えながら開発すればよかったと思う。
それと古いものをきちんと残し、公園などに取り込んでおくべきだった。
私の住んでいるところも、地名からいってお堂かお寺があったはずなのだが、影も形もない。
水田は美しいが、秋になってトンボも何もとんでいなくて、蚊にもほとんど刺されない。
虫の毒に弱い私にはありがたいが、農薬だらけなのであろう、見かけだけだなと思ってしまうのです。
魅力度は1年で作れるものではない、民間調査で酷評して後ろから広告代理店が揉み手でくるのだろうが、そんなものは無視するのがよい。
県や市の観光部門が中心になり、有識者も招いて「茨城県魅力度委員会」でも立ち上げ、魅力アップの研究と、「自然との調和」、「伝統との調和」を考えるべきだと思います。
短期的なものではなく、5ケ年計画を考えるべきだと思います。
■「魅力度ランキング」栃木が最下位を脱出 ランクダウンした県は
(朝日新聞デジタル - 10月09日 21:03)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6697333
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