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2021年10月03日08:48

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思い出の旅(その2)

 9月30日(木)
 いつものように朝早く目が覚め、サンドイッチとコーヒーの朝食。このホテルはコーヒーが飲み放題で大変助かった。朝の港の散策に出かけた。尾道が良かった理由の一つに朝の渡船での向島への通勤風景があったが今回は早すぎたのかそれは観ることができなかった。またアーケードは朝から活気があった気がしたが今回はそれもなかった。
 7時15分発のバスで因島大橋を目指した。一般にはここから今治までの福山からの高速バス乗り換えるために行くのであるが、しまなみ海道を体感したく因島大橋を往復した。確かに因島大橋からの景色は素晴らしく、電車で瀬戸大橋を渡った時を思い出した。バスは路線バスであり因島大橋を渡る前に向島の町中を走った。向島は平地も広くかなり開けていた。帰りのバスでは因島から向島に通う尾道学園の学生でいっぱいとなり、尾道市内で見かけなかった大型商業施設や市民プラザがあった。ひょっとしたら、38年前に本土から渡船で通っていた工場・ドックの従業員が向島に移り住んだのではないかと考えた。それで朝の通勤の活気がなくなったのか、アーケードのモーニング風景がなくなったのか。
 帰りのバスで浄土寺下で下車し古寺めぐりをスタートした。浄土寺はその後廻った西國寺とともにポイントとなる立派な寺である。感心したのは細い道や階段がルートを示すために特別に雰囲気のある舗装がされており、歩くだけで気持ちがよく探検気分が味わえることである。「転校生」ロケ地の御袖天満宮を降りて10時オープンの尾道映画資料館を目指した。が、やはり今日まで休館であった。さらに千光寺ロープーウェイも止まっていることを知り作戦変更となった。港沿いを歩きいったんホテルに戻り休憩をした。尾道ラーメン店が昼のうちだけ営業することを知り11時過ぎに駅前の味麺で食べ、11時40分発(1日4便しかない)のバスで千光寺公園に向かった。新尾道駅に向かう長江通を通り山の上のバス停に着いた。作戦的中であった。
 少し歩くと尾道市立美術館があったので、暑かったのと時間があったこともあり入った。画家が普段使うパレットと油彩画を観覧した。パレットにも絵が描かれているなどまずまずの内容であった。
 さて本日のメインイベントの千光寺を訪ねる。まずは岩の間を通るのが楽しい文学の小道をぬける。そして千光寺では尾道水道を眺めながらゆっくりした。38年前に来た感じがした。ロープウエイが見れなかったのは残念である。
 その後、猫の細道を通り「時をかける少女」のロケ地の艮神社の後、また古寺めぐりのルートを通り駅まで戻った。コンビニで食料を調達してホテルに戻り又休憩した。
 16時過ぎにまた港に出て、今度は向島の渡船に乗った。行きは向島渡船(駅前港発100円)で奥まで行き、少し街を歩き、帰りは手前まで歩き福島渡船(駅徒歩5分港着60円)で戻り港湾緑地を歩きホテルに戻った。
 テレビでは台風16号が伊豆諸島を襲っている画面を見て、夜の尾道水道を見て就寝した。
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