今回の漫画飯は、講談社発行で協力・福本伸行、原作・萩原天晴、漫画・上原求&新井和也の作品「1日外出録ハンチョウ」8巻の「父ちゃんの焼きうどん」を作ります。
以下、漫画の画像は同作品から引用。
少年時代のある日に、父が焼きうどんを作ってくれたことがあったなあ、と大槻班長は思い出します。
友人・木村の家を訪れた際にその話をし、「実際に作ってみよう」という話になり・・・
木村家のキッチンで作ることに。
記憶をたどり、父の焼きうどんを再現。
これらの描写から作り方は、
・具は人参、ピーマン、玉葱
・完成品を見ると、豚細切れ肉も。
・麺は玉うどんを下茹でしてからフライパンへ。
・皿に盛って鰹節をかける。
・なお、味付けは不明。
では、作ってみましょう。
まずは野菜を切ります。
作品の通り、薄く細く切ります。
なお、玉葱を切らしていたので、今回は玉葱抜きです。
それを肉と一緒に炒めます。
その一方で、うどんを下茹で。
茹でるというより、サッとお湯に潜らせる感じ。
湯切りした麺をフライパンへ。
さあ、味付け。
作品では何味なのか不明なのですが、ここは醤油で行きます。
そう、定番の「100%国産の(以下略)」の醤油です。
こいつをドバドバと遠慮無しに。
皿に盛って、鰹節をかけて完成。
いただきます。
食べた感想。
ああ、麺の下茹で効果に驚きます。
表面がつるりとしていて、モサモサ、モソモソ感が全然無し。
味もヨシ。醤油をドバドバ入れましたが、醤油そのものが良いので、見た目の割に塩辛くなく、何ともいえぬ旨味があります。
これは安い醤油だったら、ただ塩辛いだけの味になっていただろうな。
さて、作品では。
大槻班長、完全に再現したはずなのに、何か違う気がするそうな。
悩む大槻班長に、木村は「足りないのは親が子を想う愛情なんじゃないかな」と。
大槻班長も「そうかも知れない」と納得。
窓から夕日を眺める二人・・・で、話はおしまい。となれば美しい終わり方なのですが、この作品がそんな綺麗な終わり方をするはずもなく。
足りないのは愛情ではなく、きざみ海苔だったという話。
てなわけで、きざみ海苔。
・・・きざみ海苔があるかないかで、味が大きく変わるぞ。
大槻班長、何故足りないのがきざみ海苔だと気づかなかったんだ?
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