たまたま特注している音楽室窓のステンドグラスの進捗を見に行きましたら、地元ローカルテレビ番組、信越放送、ずくだせテレビもここに収録に来られました。
ちょうどステンドグラスの作り方から番組収録まで勉強になりましたので紹介します。
収録機材。
カメラは二つ。
メインはSONYのハンディーカメラでした。
それにGO PRO。
今はこんなコンパクトで放送に耐える映像になってしまうのですねえ。
上にツノが2本伸びている部分はアナウンサーが胸に付けているワイヤレスマイクです。
カメラマンさん、かつてのショルダー型カメラなんて使えません。
今回は女子アナの北川原さんが体験型ステンドグラスの中の数ある定形の中からリンゴをチョイス。
その前に、このようなガラス片を曲線で切り出すカッターなどの道具は普通にホームセンターなどでは手に入らないものでした。
ペンチ型のは、これでハサミのようにガラスを切り刻んでいくものです。
カッターは先の刃が回転して、ガラスに溝を刻んでいって、折るように切断するものです。
そのガラス片を断面で怪我をしないようにと、銅テープがくっつきやすいように、こんなミニグラインダーのようならマシンで断面を滑らかにします。
ここの側面全体に銅箔テープを巻き付けるように貼り付けます。
そうして、この貼り付けたガラス片をデザインに合わせて並べ合わせて、銅箔部分にハンダを流してくっつけていきます。
はんだごてはうちにない容量の100Wタイプ。
ハンダも電子工作の針金のようなものとは全然異なる太さです。
ハンダをくまなく銅箔部分に流し込めば接着完了。
これを流しではんだカスなどを洗って拭きます。
次はそこに専用の酸化剤を染み込ませたハケで塗っていくと、ハンダの銀色から黒色になります。
さらに酸化防止剤とクリーナーで磨くと、艶々した安定した黒光りする状態になりました。
これで完成ですが、さらにこれを下げる紐から途中の玉アクセサリーグッズをたくさんの中から彼女がチョイス。
この水曜日の信越放送、13時55分からのずくだせテレビでその完成形が紹介されます。
ところで、この戸倉上山田のステンドグラス工房はもうすぐ上映予定の剛力彩芽さんがステンドグラス作家役で主演映画の全面バックアップと撮影場所にもなりました。
映画シーンも見せてもらいましたが、上映前ですから、まだ公開禁止。
気に入られてプライベートでいくつもこちらの工房からステンドグラスライトほか胸元のガラスアクセサリーを買って行かれたそうです。
そのプライベート写真。
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