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2021年08月20日22:38

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ウェンディとピーターパン

8/17(火) Bunkamura オーチャードホールへ行ってきました。

フォト


この日は、元々、夕方から、池袋で観劇予定でした。
昨今のコロナ禍の影響で、平日夜のお芝居のスタート時間は、大体18時。
さすがに、会社帰りとなると、劇場の場所次第では、到底間に合わない。
かといって、時間休取るのも、意外と落ち着かないもので…
そんなわけで、この日は、有休を取っていました。

そして、このお芝居は、行く事を散々迷っていました。
ミュージカルじゃないのに、オーチャードホール。
正直「デカすぎるだろう〜ボケーっとした顔ジャニーズの中島君が出演するから、
沢山のファンが行けるようになのかexclamation & question」などと思ってました。
最速の先行もエントリーせず、結局いつものカード会社枠でチケット購入。
1階21列のセンター寄りで見たのですが、座ってビックリ目
右斜め前に、あのジョン・ケアードさんが、奥様である今井さんとご一緒だった。
もうお一人いたのは、娘さんかしら?顔立ちが今井さんと似ていたから…

「ナイツ・テイル」の演出で来日してるし、もしや稽古がお休みで、
演出家がジョナサン・マンビィさんだから、激励しに観にきたのかしら???
そもそも、今回来日していたのか、リモートだったのか?
そして、日本の演出家さんみたいに、始まっても、舞台を見ているんだろうか。
いや、外国の演出家でも、見ているのかもしれないけれど…正直知らない。

前置きが長すぎました。

まず、舞台装置が、とにかく凝っているぴかぴか(新しい)
とりわけ、舞台奥にある、大きな窓が、とても印象的。
久しぶりに、オペラグラスで、じっくり見てしまいました。

後半に登場する海賊船も、まさかの人力で動かしていたけれど、
あれも、うまく作られていたなぁ〜
プロジェクションマッピングも使っていたけれど、
照明が、明暗をとてもうまくつくっていて、良かった指でOK

今回の主要キャストは、この方々。

黒木華 中島裕翔 平埜生成 前原滉 富田望生 山崎紘菜 玉置孝匡 石田ひかり 堤真一

大半がネバーランドでのお話というせいもあると思うのですが、
一部の方が(上にあげた方々以外)、時々、ちょっとセリフが聞き取りにくかったあせあせ(飛び散る汗)
がなってるシーンとかも多いから、仕方ないのかもしれないけれど、
なんだか、ワーワーみんなで騒ぎまくっていて、「落ち着けよexclamation」と言いたくなる感じ。
でも、それは、あえての演出なんだろうと思うから、それでいいのかも…

そうそう、あえてと言えば、台詞が、いまどきのものの言い方があったから、
それも、そんな風に変えたのかなぁ〜それとも、アドリブ?

黒木さんのウェンディは、雰囲気がピッタリで、真面目でちょっと融通が利かなくて
亡くなった弟の事を忘れたくないから、懸命に頑張ってる姿がなんともいじらしかった。
途中から、殻を破って、勇ましく戦う姿は、ある種「女の子だから」を打ち破って、
「私だって、できる」を体現してるかのようで、微笑ましかった。

そして、お父さんとフック船長を演じていた堤さんは、なかなか見る事ができない役。
とりわけ、フック船長は楽しそうだったなぁわーい(嬉しい顔)
恥ずかしながら、舞台「ピーターパン」を見た事ないし、ディズニー作品のも見てないので、フック船長がどんな風に描かれてるのか、わからないけれど、
この舞台のフック船長は、どこか哀愁が漂っていて、気の毒な気さえしてきた。
時間に追われていて、残り時間が少なくて、とても寂しそうだった涙

ピーターパンの中島君は、初めて拝見したのですが、高身長で、舞台映えしますね。
黒木さんとのやりとりだと、少年っぽさを感じられ、フック船長と対決するときは、
ちょっと大人っぽく感じられました。
ピーターパンが抱える大人とのはざまで揺れる気持ちは、じんわり伝わってきました。

中島さんや黒木さんたちが、フライングをしている様子は、ワイヤーがあるとわかっていても、あの舞台の大きな空間とプロジェクションマッピングがあると、実際の空を飛んでる雰囲気がとても感じられ、「だから、オーチャードホールだったのか」と感じました。

ティンクの富田さんは、ちょっと意地悪な所もあるけれど、根は優しいっていう、
ティンクらしさが、とても出ていて、頼りになる友達に思えた。
とあるドラマで見た役を彷彿させて、「こんな友達がいたら、いいな」と思えた。

フック船長の右腕スミー役の玉置さんは、ちょいちょい面白い事を言ってて、
堤さんとのやり取りが、笑えた。
あの関係性って、上司と部下だけど、フック船長もスミーには、心を許してる感じがあって、仲良しっていう雰囲気も漂っていたのよね。

石田さん演じるミセス・ダーリングの出番が少なくて残念だったけど、
子供を亡くした母親のどうにもならない気持ちが、伝わってきました。

1幕は、正直ちょっと長く感じたけれど、2幕は、全然違ったなぁ。
でも、終わってみれば、ちょっとほろりとして、しんみりしたお芝居でした。

ピーターパンが言ってた言葉が印象的だったなぁ。
確か、亡くなった子は、星になっていて、星が輝くのは、見ている人の涙がどうとか…
すみません。印象的だったという割にハッキリと覚えてなくてもうやだ〜(悲しい顔)

でも、人は、何かの時、昼でも夜でも、空を見上げたら、太陽とか、月とか、星を見て、
気持ちが落ち着いたり、前向きになれたりできるんじゃないかなぁ〜とも思いました。

公式HPは、こちら
https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/21_WPP/#introduction
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