これは入院患者という事になるわけですが、一昨日の10日は3,418名でしたので、52名増えたという事になります。
8/11 ⇒ 8/12の重症者の増加は、21名
8/10 ⇒ 8/11 の軽症・中等症者 52名増
東京都も中等症者に限定した人数を出してもらえると話が分かりやすいのですが、軽症者も交えての入院者数になっているので、あれこれ数字を出さないと、何がどうなっているのか把握し辛い状況になるわけです。
東京都にある人工呼吸器の内訳は下記になります。
�‥豕�都所有のECMO = 196台
��東京都所有の人工呼吸器 = 1,590台 + 小児用 1,476台
�Ｅ豕�都所有マスク専用人工呼吸器 = 736台
昨日のニュースでは、鼻の穴から挿管するタイプの人工呼吸器導入の話がありましたので、増えるかも知れませんが、今場に出ている数字は、上記です。
入院患者は、基本的には著しい症状が出て危険かもしれないと判断された方々です。
その判断から漏れ、夜中に症状が激変した方が、昨日のニュースではお亡くなりになっていました。
30代男性で基礎疾患が無かったそうです。
で、入院されている4,000人近い方々の内、呼吸を助けられている方々が、1,786名しか居ないという話です。
稼働率100％としてですよ？
ですから、仮に30代男性が救急車を呼べたとしても、彼が使用できる人工呼吸器は無かったかも知れないわけです。
病院内でも、同様の判断、選択が行われるわけですよね。
自宅で急変するのですから、病院内でも急変するかも知れないわけです。
入院していて、人工呼吸器の御世話になっていなかったとしても、病状が急変し必要になるかも知れないわけです。
ですが、その時に自分が使える人工呼吸器が無い可能性の方が高いわけですよね。
重症者は、人工呼吸器を使用している者として東京都はカウントしていますので、本日は、218台は間違いなく使用しているわけです。
中等症者2というカテゴリーの方は、呼吸不全があり、酸素投与が必要で、血中酸素濃度が一定数値よりも下がれば即人工呼吸器への意向を実施となっています。
中等症者1は、国が自宅待機で！と言っている方々ですが、息切れ、肺炎の所見あり。の方々で、1日3回のバイタルチェックを行い、低酸素血症の兆候を見逃さないようにしなければならない方々になります。
因みに軽症者は、リスク因子のある方は入院とされていて、高齢者、肥満、基礎疾患のある方々とされています。
要するに、何時状況が変わるか分からない方々と仮定されている方々です。
この方々が、残り1,568台の人工呼吸器の使用権を争う事になるわけです。
倍率は、2.3倍くらいでしょうかね？
ですが、中等症でも呼吸不全があるわけですから、人によっては使用しているでしょうし、そうなると、残りの台数は更にへるわけですよね。
基礎疾患の無い軽症者であっても、容体が急変すれば、お亡くなりになるわですよ。
今、こういう状況だという事です。
で？とか関係ないとか仰られる方々がそれなりにいらっしゃいますが、そういう方々とは距離を取り、せめて会食などを行う際は、常日頃感染症対策に気を使っている方同士で行う方が宜しいのではありませんかね？
■東京、新たに４９８９人感染＝重症者最多２１８人―新型コロナ
(時事通信社 - 08月12日 17:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6627013
東京都は１２日、新たに４９８９人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。１日当たりで過去最多だった前週木曜日（５０４２人）に次いで多い。都基準の重症者は最多だった前日から２１人増え２１８人となり、初めて２００人を超えた。
厚生労働省によると、全国の重症者は前日比７２人増の１４０４人。１４００人を超えたのは最多（１４１３人）だった５月２６日以来。
大阪府では２日連続で最多を更新する１６５４人の感染が判明。福島、新潟、富山、静岡、愛知、三重、兵庫、岡山、長崎、鹿児島、沖縄各県も最多となった。
都内の新規感染者を年代別に見ると、２０代が１４９０人で最多。３０代１０３１人、４０代８６５人、５０代６２７人と続いた。６５歳以上は１６１人だった。
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