日本の歴史

7/13（火）新国立劇場へ行ってきました。



気づけば、もうすぐ一か月が経とうとしている
前回、書いてからも２週間以上経っている
まぁ、私にしては、珍しく、オリンピック中継を結構見ていたせいかな？
多分、人生の中で一番見ていた気がするなぁ。

さて、今回のキャストは、瀬戸君だけが初参加で、後は初演メンバーと同じでした。
中井貴一、香取慎吾、新納慎也、シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加、瀬戸康史

初演を見たから、ストーリーは、わかっているけれど、あれ？こんなシーンあったっけ？
と思う所もありました。

明智光秀って、登場していたんでしたっけ？
既に２年前だから、記憶がなくなっているに等しいけれど…

やっぱり、一番耳に残るのは、宮澤さんが演じる平清盛のシーン。
「お前は誰だ？」「俺、平清盛だ〜」のくだり。
井上芳雄君も、ラジオで、一カ月？（あれ三カ月だったか？）耳から離れなかったと言ってた

前回は、川平さんだった役を瀬戸さんが演じていて、年齢的に若すぎやしないかなぁ〜と思ったけれど、全然気にならなかった。
むしろ、人のいい長男役が似合っていたし、中井さんと慎吾ちゃんとの関係性が、より際立っていたように思えた。何回も早変わりするのは、大変だったろうなぁ。

中井さんは、本当にちょっと仕草が、コミカルで笑ってしまう。
あのＤＣカードのＣＭで、カッパとたぬきと一緒にいた時を彷彿させる感じ。
真面目な風貌だから、より面白く感じるのかなぁ
そして、一番似合うのは、やっぱり源頼朝

慎吾ちゃんは、どのシーンだったかなぁ〜どっかで、笑いを結構こらえてる所があったんだけど、思いだせない
あと、どこかで「それは、アドリブでしょう〜」って思ったのがあったけど…すみません、記憶が…
アメリカサイドの方で、置かれた環境から逃げ出したくて、好きな世界に飛び込んで成功して、最後にやっと自分の出自と向き合ったのが、ジンと来るよね。

新納さんは、ダメダメで気弱な長男が、相変わらずピッタリで、頼りないけど、憎めない。周りに助けてもらえる得な人間なのよね。

シルビアさんは、毅然としたお母さんも、強気な織田信長も、悩む卑弥呼も、どの役も演じ分けが素敵

秋元さんは、大半はストーリーテラーだけど、場面ごとに、これまた色々な役を演じていて、結構忙しい。時々漏らす愚痴のような言葉は、アドリブかも？
背も高いし、やっぱり見栄えしますよね。

宮沢さんは、若い長女役から、成長して、昔のお母さんみたいな立場になった時の更け方が良かったなぁ。メイクとかだけでなく、声の感じとか…悲哀がにじみでていた。

今回は、２年前とは違って、コロナ禍のせいもあってか、「その悩みは、あなただけじゃなく、いつか誰かが悩んだ事」という言葉が胸にささった。
昔、天然痘やらチフスやら、スペイン風邪とか猛威を振るった時代があって、
それと同じような事が今起きている。
いつか、これが歴史の教科書に載る日が来ると思うけれど、それを乗り越えたと未来の人が読む日が来る。
あの時代の人達が踏ん張ったように、今、私達も、出来る限りの事をして、踏ん張るしかない。
そんなエールを、もらったような気がしました。