mixiユーザー(id:1397418)

2021年08月07日15:36

40 view

今夜は野球!

東京オリンピックまもなく終わってしまう寂しさ・・
開催前は、この状態で開催なんぞ正気の沙汰じゃないわ、と思っていたんだけど、やはり始まると観てしまうし、ハマってしまい、毎晩遅くまでダイジェストを観まくりの日々である。
そもそも、僕は東京で開催なんて外国からいっぱい人が来る上、どこいっても混雑するし、何よりもにわかのアホどもが急増して鬱陶しいことこの上ないので開催自体嫌だった。
それが今回、中止になるかどうかになり、結局無理やり開催に至ったが、無観客で全員自粛しながらの観戦、ということで、都内に混雑が発生することもなく、競技をじっくり観戦できるという、なんとも素晴らしい大会になった!
そして、始まったら、地の利とコロナ禍のドサクサで、日本空前のメダルラッシュである。もう、毎日興奮しっぱなしで、どの競技もテレビで放映していれば、ずーっと観てしまうのである。

オリンピアンは、各国でその競技に最も優れたアスリートが参加してくる。そのため、どの競技をとっても、非常にレベルが高いのだが、今回みてて、また新たな感じ方があった。
とにかく、その動きというか身体技法が非常に美しいことと、最高にリズミカルなのである。オリンピックは芸術の要素もあるのだろう。
リズム感に優れた競技をみていると、まるで催眠術に掛かったようにその世界に引きずりこまれ、気がつけば、最後まで観てしまう。
その上で、勝敗という明確な結果がついてきて、その射幸心もあいまって、脳から麻薬でも出ているのではないか、という状態になる。
んでまあ、それぞれの競技の素晴らしさの所感を言わずにはいられないのである。

・卓球
今回の卓球は、水谷と伊藤美誠の混合ダブルスから始まった。この水谷・美誠のペアが最高で、予選の段階で金メダルを予想させる凄さがあった。
多分、今時点で日本卓球界では実力No.1の美誠ちゃんを、水谷がその経験豊富なベテランの技術でバックアップし、美誠ちゃんの実力を出し切らせる。そんで、あれよというまに中国を破り、金メダルである。それだけでお腹いっぱいだったが、こうなったら、ことごとく金とれるかも!と期待してしまった。
結局、シングルでは美誠ちゃん1人が銅だったが、団体戦では女子が銀、男子が銅。
団体女子はいくと思ったんだがなー、、まだまだ中国の壁は厚いということか。
男子の銅は、圧巻だった。それまでは、張本1人が気を吐いている感じだったが、3位決定戦では、丹羽・水谷ダブルスも獲ったし、有終の美を水谷が飾り、最高の終わりだった。
今回僕は一番卓球を観たと思うが、それほど素晴らしかったのである。

・柔道
お家芸の柔道は、圧巻の金メダル9!それ以外に銀2、銅1。
ここまでくると、銀銅の選手は「敗退した選手」みたいな扱いを受けるが、いやいやそんなことはない。金の数が異常なのである。
阿部姉妹の兄妹での金メダルは同日ということもあり、盛り上がったなあ。兄も妹も相当な技師(わざし)で、隙を捉えての一本勝ちが目立った。
大野将平は2大会連続の圧巻の金。決勝でのギリギリの勝負は興奮したが、あの紙一重で獲りきるあたりが、この人の強さを物語っていた。
あと、78kg級女子の素根輝ちゃんが印象深かった。なんか、物事に動じずに、淡々とシレーっと、仕事終わらせましたっていう感じで勝ち上がってしまう。団体のときの彼女の逞しさってか、安定感が一番安心してみていられた。
しかし、団体戦は惜しかった・・最後、団体で金とって、もう柔道界どの国も日本には歯が立たないってくらいみせつけてやりたかった。

・ソフトボール
これは、開会式前から予選が行われていたが、まあメダルは固いなと感じたが、まさか金メダルとは。。驚いた。
決勝のアメリカ戦は、上野投手の投球術が光っていて、守り勝った試合だったが、あれこそが真の強さを示す勝利だと思う。
決勝の勝敗のポイントは、1回裏の上野投手が乱調で、1アウト3塁からのワイルドピッチで、3塁走者が突っ込んできたときである。クロスプレーで、アウトにして、1回を0で抑えたのである。
あそこで1点入っていたら、流れがアメリカに行っていた。そこを抑えきった日本チームの守備の固さが金メダル獲得の要因だろう。
それにしても、ソフトボールのお姉さま方。バッティングフォームがどの選手も綺麗だったなあ。あれ、アマチュアの野球選手たちはお手本にしてもいいんじゃないかと思う。(プロは、その世界で生き残るためにあらゆるフォーム改造するため、その限りではない)

・レスリング
これはもう、女子でしょう。柔道と同じく、日本の金メダルを稼ぐ代表的競技になっている。
吉田のさおりん、伊調のかおりんがいた前大会までは、もう金の乱取りの全盛期だったが、さすがにそれも収束気味かなーといったところ。
だが、川井姉妹の史上初姉妹での金メダルは興奮したねえ。
妹の友香子ちゃんは、前回リオでは出場できなかったが、今回は姉に続けとばかりに圧巻の金。圧倒的強さではなかったが、試合運びのうまさは目立っていたと思う。
日の丸を方に羽織ってマットを一周する姿が、たどたどしく、テレがあったと思うんだがそれが却って可愛らしかった。
お姉ちゃんの梨紗子ちゃんは、圧倒的強さで、2大会連続の金。これは安定感のある決勝戦で、王者の貫禄さえ見せ付けたが、前日に妹が金とったこともあり、国民が姉妹での金メダルを期待した中での試合だったので、プレッシャーも半端なかっただろう。
その中での金メダルは圧巻である!
と思っていたら、向田真優ちゃんもシレっと金メダル。これは観戦見逃したんだよなあ。。残念である。
それから、全く期待していなかった男子も銀と銅を1つずつ。良く頑張った。

・その他まとめて
アーチェリーは団体で銅メダルだが、古川選手の個人での銅も素晴らしかった。たまたま観ていた。
ロンドンの銀メダリストだったが、その後名前を聞かなくなっていた。しかしここにきて東京に参戦し、しっかりメダル獲得していくあたり。かっこいいぜ。
フェンシングは、個人は逃したものの、団体の金メダルは凄かったねえ。前回リオで、大田選手の活躍もあり金メダル獲っていたので、今までノーマークだったフェンシングにも注目が集まりさぞ大変だったろう。フェンシングも観てて面白い競技である。
ボクシングは、女子の入江聖奈選手が圧巻の金メダル。予選からちょいちょい観ていたが、「この子、金獲れるんじゃないか?」って思うくらい強かった。本当に金メダルとって、感動ひとしおである。
しかし水を差すようだが、ボクシングは女子がやっているところ観たくないねえ、、顔などにパンチが入るのはみていられないし、入江選手も、かわいらしい顔をしているんだが、しゃべり方がボクサーしゃべりになってきている・・あのボクサー特有のロレツが回らない、やたらハイテンションの、パンチに酔っちゃった系しゃべりである。。
並木月海選手の銅メダル、田中亮明選手の銅メダルも圧巻。
日本は、今、井上尚哉などプロのほうでのレベルが世界的に凄いので、これからアマチュア界ももっともっと金メダリストが輩出されていくのではないかと思う。今後に期待。だがまた水を差すようだが、ボクシングはプロのほうが圧倒的に面白い・・
スケートボードは、中学生どものメダルラッシュ。だが、どうも好きになれない。
ビーチバレーとかバスケ3on3だとか、もともと「遊び」だったのをじゃんじゃんオリンピック種目にしていく風潮もなんだかなあ、、と思う。まあスポーツ自体が遊びの発展なのだが。。それにしても、何となく好きになれない。
BMXは自転車競技の延長だからありとは思うが(中村輪夢くん、結構期待したが残念だったねえ)、スケボーはねえ、、なんかチャラいし、解説のなんとかって奴が「面白い」といわれているそうだが、しゃべり方が「やばいっすこれやばいっす」とか、チャラ男しゃべりなだけで、いかがなもんかと思うし。
僕は、オリンピックを楽しんじゃおう的な雰囲気は好きではなく、ああいう普段感じられない緊張感がある雰囲気だから面白いと思うのだが、スケボーはどうもチャラい。好みの問題ではあるが、なーんかねえ、ああいう「チャラいなこいつ」みたいのがもてはやされるのが好きになれん。
例えば、伊藤美誠も「楽しんでやります」と言っていたけど、あれはみててもプレッシャーをはねのけるための自己暗示だってのがわかる。そして、いかなるときも余裕あるぜ、みたいな勝負師としての演出も感じられる。その泥臭い勝負への執念が見て取れるから、みているほうも気合が入るんだけど、スケボーのそれはねえ・・
サーフィンもその流れだなーと思ったんだが、サーフィンは結構まじめというか、試合に対する心構えとか思いとかが、質の高いものがあり驚いた。こちらは、今後もオリンピック種目としてやっていっても良いと思った。

そして、今夜は野球である。
あれよあれよという間に決勝。
だが、野球はメンバーがただでさえ、プロ野球の超がつくほどのスター選手揃い。
1番山田、2番坂本なんて、贅沢すぎて、盆と正月が同時に来たようなもんである。
つまりは、金メダル獲れる実力が十二分にあるチームでもあるんだが、それ以前に、奴らはオリンピックで金メダルという栄誉がなくとも、普段の仕事で、十分に栄誉と収入を得ているのである。だから、まあなんていうのか。。さほど盛り上がんなくてもってとこだねえ。そりゃーここまでくれば金獲って欲しいとは思うが、むしろこのあとのペナントレースを大事にしてくれよ、なんて思ってしまう。
それよりも、オリンピックって、普段注目の集まらないマイナースポーツの選手たちの、ほとんどが一生に一度の脚光を浴びる場である。彼らこそ、何よりも「メダルが欲しい」人たちだから、そちらに注目してしまう。
そして、女子バスケットボールがまさかの決勝進出なのである。
これほどのメダルノーマークの競技で、決勝進出って、すごい。特にバスケは男子が勝てないし、世界で日本人が通用しない最たる競技と思われるのに、そこで金メダルを狙えるところまできた女子バスケ。
こちらのほうが大いに期待である!!

まだまだ他の競技についても思うところがあるので、続きはまた後日。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年08月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る