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2021年08月05日10:46

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旭岳スキーコース

■20-21 Season、Ride76(旭岳スキーコース)
ここは厳密にはスキー場ではなく北海道旭岳の国立公園の中にあるスキーコースです。
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そのため食堂はあるもののレンタルスキーやスキー教室などはありません。
新雪やバックカントリー好きの廃人が集まるスキー場として有名です。
尚、お客さんのバックパック所持率は100%です(笑)

駐車場に車を駐めた後はロープウエーで山の中腹部(姿見駅)まで登る必要があります。
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姿見駅で降りたあとは圧雪車1〜2台分の広さだけ整地された狭いコースが2本、山麓部に向かってのびており、それに従って滑り降りればロープウェイ乗り場にたどり着く構成。
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それぞれ中級コースと上級コースですが、そんなに角度も急ではなく難易度は高くありません。
しかし多くの利用者はコース内で滑らずサイドカントリーもしくはバックカントリーでコース外の非圧雪ゾーンに入っていきます。
そのためのハイクアップ道具やレスキューツールを持っていくためバックパック所持率100%なんだね。

姿見駅)からは滑り降りる人達と山頂にハイクアップする人達に別れます。
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山頂組は写真家とバックカントリー組ですね。
自分は姿見駅から山麓駅にかけて滑り降りる組です。
圧雪してあるコースを滑ってる人はほとんどいませんが、事故が頻発する山なので自分はコース内で安全に滑るのをチョイスしてます。
自分は脇パウぐらいは潰しますがコース外滑走は怖くて出来ません。

コースはこんな感じで、中腹部は横幅5mぐらいの圧雪ゾーンと無限に広がる脇パウで構成されてます。
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ほとんどの人は圧雪コースは滑らずに非圧雪のエリアに突っ込んでいきますが、所々登りが必要な箇所があったり沢になっているところがあったりしてリスキーです。
ボーダーでもストックとスノーシューを持っていくのがここの標準装備。
天気が悪いときにコース外滑走したら本当に死にますので、止めた方が良いでしょう。
ロープウェイ乗り場にもしつこいぐらい「コース外滑走禁止」「レスキュー非対応」とアナウンスしてるような山ですから。

コース下部になると林間コースになります。
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木の間にやはり5メートルぐらいの圧雪痕があり、そこだけがコースです。
ここも木の間をショートカットしたりちょっと脇に入るぐらいは安全ですが、圧雪コースから遠ざかると沢に入って帰って来られなくなるので調子に乗ると大ごとになりえます。

お客さんの大部分はリピーターのようで慣れた感じでコース外滑走してますが、毎年のように遭難や雪崩などの山岳事故が起こるスキー場であり、技術に自信があってもコース内もしくはコース周辺で遊ぶのが安全です。
自分はコース内でも快晴の時しか近寄りたくないスキー場ですね。
万一、姿見駅まで登ったときに視界不良だったらそのままロープウェイで引き返すことをおすすめします。

しかし今日は日本中の全てのスキー場がプラス気温でしたがこのスキー場だけはマイナス気温であり、ハイシーズンの雪質は言うまでもなく、3月でもこのコンディションなのはさすがと言うべきですね。

大雪山旭岳ロープウェイ


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