赤子山スキー場スノーパル

■20-21 Season、Ride69(赤子山スキー場スノーパル)
滋賀県のウッディパル余呉にあるとても小さな搬器がないスキー場です。


HPには「ゲレンデが小さい・リフトは動いていない・近年、雪が少なめなど、一般的な（本格的な）スキーヤーさんやスノーボーダーさんには敬遠されがちな条件を逆手に取り、いま、小さなお子様の「雪遊び」「そり遊び」そして「初めてのスキー・スノボ練習」には最適！なスノーパークとして運営しております。」と堂々と営業していることを宣伝しているので立ち寄ってみた次第です。

搬器のないスキー場とか客がいるのか疑問でしたが、駐車場に車を駐めたらすぐにたくさんの子供達がソリ遊びをしているのが見えました。

数年前にリフトが老朽化し、搬器がなくなってしまったそうです。


確かに、HPでも「小さなお子様も、のびのびと安心して遊んで頂ける小さなゲレンデです」って書いてあった通りだ。

ゲレンデ内は一応山の中腹までの50m四方ぐらいが圧雪されており、安全にソリをしたり雪の上を歩いたりできるようになってます。

大雪の直後だから圧雪してなかったら雪崩起きるかもしれないし、重要なポイントだ。

リフト券売り場に1名スタッフがいただけで、人件費や電気代などの固定費を極限まで減らして経営しているのが分かります。
雪遊びしたい子供とその親から利用料徴収すれば、この固定費ならやっていけるね。
安全に雪遊びをさせたい親と固定費をかけたくないスキー場の思惑が合致した新しいスキー場のありかただと思います。
雪は本格的なスキーヤーやボーダーだけのものじゃないってことですね。

休憩所もあり、そこで食事の提供もあるのは安心ですね。

なお、こんな小さなスキー場ですがコテージもあって宿泊も出来る様子。

たまたまではないでしょうが、スキーヤーやスノーボーダーは当然ゼロ。

遊んでいる子供とその親オンリーです、自分以外(笑)。
念のためスタッフに聞いてみたところ、大人がスキーやスノーボードをしても全然OKとのこと！

メグラーならヤップに寄ったついでに訪れるべきスキー場ですね。
一番のハードルは入場券を買うときに「大人1名です」って宣言する時ですね。
スタッフが一瞬フリーズしたように見えました(笑)