〜国際化のため激変する90年代の韓国を舞台に、大企業に勤める3人の高卒女性社員たちが、会社の不正に立ち向かっていく姿を痛快に描いたコメディドラマ。1995年、ソウル。大企業サムジン電子に勤める高卒の女性社員たちは、すぐれた実務能力を持っていても、任されるのはお茶くみや書類整理など大卒社員のサポートばかり。しかし、そんな彼女たちにもチャンスが訪れる。社の新たな方針で、TOEIC600点を超えたら「代理」という肩書を与えられることになったのだ。ステップアップのため英語の勉強に励む女性社員たち。ジャヨンもそんな女性社員のひとりだが、ある時、彼女は会社の工場から汚染水が川に流出しているのを目撃する。その証拠を会社は隠ぺいしようとしていたが、ジャヨンと同僚たちは解雇の危険も顧みず、真相解明に向けて奔走する〜<映画.comさんより>
最初は全くのノーマーク。
でもtwitterで「めちゃ面白かった〜」っていう感想を見たのと、劇場で予告を目にしたら、私のツボにガッツリ入ってきたので、急遽観賞。
ストーリーはシンプル。情報はもれなく提供されるし、あれこれ考える必要がないので気軽に観れます。
このままのお茶くみ社員じゃ終わりたくない高卒女子3人組。それぞれの同僚や上司。
そんな時、自社工場が有害物質を川に排出していることを知る。
汚染水をめぐって会社の内部調査スタート。見えてきた裏事情。
踏み込み過ぎたら解雇される可能性も?でも、正義は主張したい!
予告編を見ていただいたらわかるんですが、社内での毎日のルーティーンが楽しい。
女性社員たちが、各従業員の好みどおりに作ってゆくコーヒー。
カーリング如きのごみ箱投げ。職場体操。英語教室。
どんなに優秀な能力があったとしても、高卒、しかも女子は、大した仕事はまかせてもらえない。
これは、韓国だけじゃないですよね。。。
あちらこちらに、何気ないけど、印象的な台詞がありました。
※思わず本編が観たくなる上手い作りの予告編
https://youtu.be/yyh9dXodVc0
実話ベースらしいんですが、健康被害にあった人たち(とりわけ妊婦さん)が、その後どうなったかが描かれていなかったのは残念。
確か最後の場面だったと思うんだけど、彼女たちが放った「We are great!」に妙に元気づけられた私。
まあ、あえてスクリーンで観なくてもいい感じですが、まずまず楽しめました。3.5☆
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