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2021年07月08日11:05

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【美術】「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」展

皆様、おはようございます。SOMPO美術館にて9月12日迄開催中の「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」展を観て参りました。その感想です。


コローやクールベ、バルビゾン派から印象派まで、フランスの近代風景画をたどる展覧会です。フランス、シャンパーニュ地方にあるランス美術館は、フランス国内ではルーヴル美術館に次いでコロー作品を多く所蔵するなど、19世紀の風景画が充実しています。本展では、このランス美術館のコレクションから選りすぐりの名品を通じ、印象派でひとつの頂点に達するフランス近代風景画の展開をたどります。

19世紀初頭に成立した「風景画」は、フランス革命と産業革命を経て近代化をむかえたフランスにおいて、鉄道網の発達、チューブ式絵具の発明、また新興ブルジョワジーの台頭などを背景に、さらなる展開をとげました。戸外制作を積極的に行った画家たちの眼差しを通してとらえられた各地の自然は、生き生きと、実に様々に表現されていきます。本展では、油彩、版画など約80点を通じ、ミシャロン、ベルタン、コロー、クールベ、バルビゾン派、ブーダン、そしてルノワール、モネ、ピサロら19世紀の巨匠たちによる風景画の歴史を展観します。


実はここでランス美術館コレクションを開催するのは二回目でして2017年に包括的なコレクション展を開催して、思いも掛けない収穫に歓喜したのでありますが、今回は見事に風景画ばかりでして、風景画が好きではない自分にとってはまあ、こんなものでしょう。と言う事で終ってしまうのですが、今回はランス美術館の改装中と言うこともあって、コローの風景画が16点纏めて展示されているのと、モネの師であるウジェーヌ・ブーダンの海の絵。この人は海辺の絵を描くことが多かったのですが船が出てくる絵は初めて観まして、近世フランス風景画の歴史に興味がある方にとっては小粒ながらも見逃せない展示となっていると思います。



https://ameblo.jp/satoshi-ookura/entry-12516581487.html
(2017年に開催された時の感想)




https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2020/musees-reims-2021/
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