6月23日レディースデー、大和郡山で鑑賞。観客35人くらい。男性客が多い。
地上波放映された前作を見て「暴力はキツイけど面白いな」と思い、足を運んだ。
私は暴力や血が基本的に苦手だが、それを超える魅力があった。
本作の予告編は劇場で何度見たことだろう。公開延期のせいで長期間刷り込まれた。
アクションの凄さに引き込まれ、(これを見るなら劇場で)と思っていた。
ハリウッド映画ほどの派手さはないが、だからこそリアルな迫力を感じる。
公式
https://the-fable-movie.jp
予告編で、本編最大のクライマックスシーンを見せてしまう「事故」が時々ある。
期待して本編を見たら予告編以上の見せ場がなくてガッカリ、というパターン。
でも、この『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』に関しては、その心配が全くない。
人間業とは思えぬ実写アクションを、これでもかと堪能できる。
岡田准一師範はパルクールやジークンドーなど4つの黒帯を持っていると言う。
(45歳?までに5本目の黒帯を取得する予定だとか)
そんな超人の技をたっぷり見られる機会はまたとない。
とにかく、キレと速さ!!動体視力が追い付かないほどだ。
ただ、物語に関しては、いろんな「?」がある。
そもそも殺し屋ファブルとそのボス(佐藤浩一)は、間違いなく裏社会の人間。
なのに、本作では「悪の売春組織を潰した」正義のヒーロー扱い。
ファブルは「1年間、誰も殺してはいけない」という縛りさえクリアすれば
何をしてもいいの??という問題もある。目出し帽で派手に暴れすぎ。笑
バイト先=印刷屋の社長に「佐藤。お前、人を殺せるやろ?」と見破られるほど
全然「普通」に溶け込めていない、誰が見てもタダ者ではないファブル。笑
ボスは「一般社会に溶け込める(潜める)暗殺者」になれるか試しているのでは?
無愛想な変人の彼が、ほのぼの系のイラストを書いたり、
微妙なお笑い芸人・ジャッカル富岡(宮川大輔)の大ファンだったり、
自宅で頭にインコを乗せながら全裸で寛ぐという隙だらけの習慣があったり。
超猫舌設定はさして面白くないが(笑)そんな脱力系ポイントの数々が、
真面目で優しい凄腕の殺し屋・ファブルに真実味を与え、親近感を抱かせる。
それにしても、弟の仇を打つためあれほどの大仕掛けでファブルを殺そうとした
宇津帆(堤真一)が、最後に手榴弾のピンを抜かなかったのは不思議千万。
アクション優先のため、モヤるポイントが多い脚本ではあった。
が、アクションが本当に素晴らしかったので、許す。笑
美人で強くて色っぽい相棒ヨウコ(木村文乃)の見せ場は前作より増えて、良き。
敵の殺し屋・鈴木(安藤政信)を太腿で鮮やかに仕留めるシーンは眼福だった。
平手友梨奈は薄幸の車椅子少女を熱演。陰のあるルックスが役にハマっていた。
前作のヒロイン・ミサキ(山本美月)は 社長(佐藤二朗)と ほのぼのコンピ。
ジャッカルドラマのヒロイン・アイ(橋本マナミ)はコテコテの良い味。
ハードな物語だが、バラエティに富む女優陣のおかげでドラマに華やぎがあった。
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=1833905&id=5168439
天羽鈴さんの感想
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1979603088&owner_id=10059699
モンキーさんのレビュー
https://www.monkey1119.com/entry/the-fable2-movie
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