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2021年06月13日21:30

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ささやかな自己満足

相変わらずの一週間。週末はまたカレーを作る。今回のカレーはバーゲン品で買ったなかなかいい牛肉を使ってみた。肉を炒めているときに出汁?が結構出て、バターとワインを絡めた汁が何気にいい感じ。一緒に煮込んでできたカレーだが、ちょっとこれならお店で出てきてもいいくらいのお味になっていて、かなり満足の出来。カレーももうちょっと極めたら、そろそろビーフシチューに挑戦してみようかと思っている。

兄の墓参りに行く。とうとう兄の生きた年齢を追い越してしまったか、とちょっとした感慨あり。残されたうちの両親はそろって認知症ではあるけれど、まだ体の方は当分持ちそうで、とりあえず両親の葬式の喪主をやるのは自分にしかできない義務だとは思っているので、そこまでは何としても頑張るしかないのだが、そのあと何年生きるのか結構実感を持って考えたりする。

周囲に言わせれば兄は全然早死にということになるのだろうが、武田教授いわく、人間の男の本来の寿命は50がいいところ、自分も案外そんなところだろうと思うところはあるので、なんかもういいんじゃないという気はかなりしている。と言うか、このあと何年生きなきゃいけないのか。20年?30年?下手すりゃもっとかなんて思うと本当にうんざりするんだよね。自分の死ぬときを自分で決められればいいと思う。痛いのが嫌なだけで、すっと楽に死ねる方法がちゃんと公認されればいいのになんて思ってしまう。仕事辞めた後、旅行とか美味しいもの食べて悠々自適なんて、高級官僚とか大企業で働いてたごく一握りの人たちの話でしょってのももう分かっちゃってるし。

世の中、そんなに甘くはない。自分が逆の立場だったらと考えれば納得もいくし、開き直って次だ、次と気持ちを切り替えられるのは歳をとった数少ない利点の一つなのかもしれない。まだ全然追い詰められたわけでもなく、早めに行動を起こすだけの知恵がついているのも確か。まあ、この歳にしてこんなことを考えなければいけない時点でどうしようもないことに変わりはないんだけど。

今週の映画は「おとなの事情」(監督:光野道夫/出演:東山紀之、鈴木保奈美、益岡徹、常盤貴子、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史)を観ました。ある出来事をきっかけに結びつき、年に1度集まっている3組の夫婦と1人の独身男性。今年も楽しい時間を過ごすはずだったが、1人の参加者の発言をきっかけに、それぞれのスマホに届く全てのメールと電話を全員に公開するゲームをすることに…。

なかなか豪華なキャストだし、何よりシチュエーションが面白そうな密室劇ということで期待したのだけど、どこか消化不足というか中途半端な感じでちっとも面白くない。監督が三谷幸喜だったらもっと面白くなったのかな。

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