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2021年06月11日23:21

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「大関がやった」ことを考えると、予想通りの場所数にはなったが、“そればかりではない”ことが次々と、だ。

■朝乃山、幕下以下に転落へ 飲食店に通い6場所出場停止
(朝日新聞デジタル - 06月11日 19:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6551662
日本相撲協会が都内で臨時理事会を開き、新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反した大関朝乃山への懲戒処分を決め、出場停止6場所と6カ月50%の報酬減額の懲戒処分を下した、ですか。加えて、師匠である高砂親方(元関脇朝赤龍)には3カ月20%の報酬減額の懲戒処分となったようで、これに合わせて入門時の師匠だった先代の高砂親方(現在の錦島親方、元大関朝潮)の協会退職も発表されたとのことで、朝乃山一人のみならず、高砂部屋全体に関わり、また、それ以上の規模にまで発展する問題に拡大した恰好になった感じと言えますね。
協会の発表によると、朝乃山は外出禁止期間中の一月場所前、三月場所の前と場所中、そして五月場所前に計10回キャバクラ通いをしていたとのことで、加えて昨年の外出禁止期間中に計3回の会食を行っていたことも明らかになったとのこと。ま、「責任が問われる番付」とされる大関の地位にある力士と言うことで、懲戒処分も相応に長い場所数になると予想しており、6場所、つまり1年間にわたる出場停止もあるとは思っていましたが、キャバクラ通いについて、外出期間中でも例外として許されている「整体治療に行くために神楽坂で待ち合わせをした」と虚構のストーリーを作り、また、携帯電話に残っていた記者らとの間のメッセージを消去するなど証拠隠蔽工作まで行い、同行したスポーツ紙(スポニチ)の記者との口裏合わせも明らかになり、その記者に処分を課す事態になったほどで、結構規模の大きな出来事となったと感じます。
スポニチ(スポーツニッポン新聞社)は、この記者を諭旨解雇処分とした
https://sponichi.jp/%e6%9c%ac%e7%b4%99%e5%85%83%e8%a8%98%e8%80%85%e3%82%92%e8%ab%ad%e6%97%a8%e8%a7%a3%e9%9b%87%e3%80%80%e5%8a%9b%e5%a3%ab%e3%81%a8%e3%81%ae%e6%b7%b1%e5%a4%9c%e4%bc%9a%e9%a3%9f%e3%81%a7/
と発表、朝乃山に同行して協会のガイドラインに違反して飲酒、接待を伴う飲食店(キャバクラ)に行くなどし、週刊誌報道を受けた社内調査に虚偽の申し立てを行い、さらに事実の隠蔽のために朝乃山に口裏合わせをすることを提案(指南?)したともしており、スポーツメディアが関わった事態にまでなったことで、言語道断を通り越して“開いた口が塞がらぬ”事態となった感じさえ持ちました。
振り返ると、近畿大学から高砂部屋に入門、平成28年の三月場所で三段目100枚目格付け出しで初土俵、順調に番付を上げて三役に昇進する以前の一昨年の五月場所で幕内優勝を果たした朝乃山は、それを機に協会の期待を一気に受け、昨年の三月場所後に大関に昇進。その場所は11勝4敗で大関昇進の目安とされた直近3場所33勝に一番及ばず、三賞獲得も成らなかったのですが、直前の4場所を続けて二桁の白星を挙げたことで「安定感と取り口が評価され」の大関昇進と相成った朝乃山。はさかし、急激に力を付けて昇進したせいか「心技体」の充実も十分とは言えないまま、「責任」と言う概念が付いて回る番付たる大関に昇進した一面があり、その弊害がこうした形で現れたと言って良さそうな感じがありますね。
その高砂部屋では、先代師匠の錦島親方(元大関朝潮)も協会を退職し、やはり協会作成の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反したことがその理由とか。既に今月1日に退職願を提出し、昨日(10日)に協会側が錦島親方本人と面談の上、退職願が受理されたそうで、協会のコンプライアンス委員会の調査によると、昨年の七月場所、十一月場所、今年の一月場所、三月場所の各場所中に観戦に訪れた知人らと飲食を伴う会食を付け人同席で行っており、昨年末には家族らとの会食に朝乃山も同席させ、それ以外でも週に数日、付け人を同席させ、部屋近隣の店で飲食していたとのことで、コンプライアンス委員会の意見としては、師匠が元朝赤龍に代わっても部屋の自宅に居住していたことから、自らの言動や生活を律することが求められるにもかかわらず、外出禁止に背いたことは「あまりにも無責任かつ無自覚な言動は言語道断。指導者としての資質が欠けているといっても過言ではない」とし、その上で「その言動が朝乃山の不行状を生んでしまった側面もあると批判されてもやむを得ないであろう」と続け、さらに現在の高砂親方の監督不十分の原因の1つが師匠交代後も住居を移さなかったこととも述べていますが、平成12年の2月から平成20年の1月まで、4期8年にわたり日本相撲協会理事の要職を務め、また再雇用後の先場所まで日刊スポーツに相撲評論記事を執筆していたほどの先代師匠までがそんな体たらくでは、と言うのが、朝乃山処分のニュースに接しての感想ですね。
5月21日付で師匠の高砂親方が朝乃山の引退届を協会に提出していたそうですが、引退届は八角理事長預かりとし、出場停止6場所と6カ月50%の報酬減額の懲戒処分と相成ったとか。恐らく、出場停止明けは幕下となると言われますが、これだけ広範囲な「スキャンダル」となったことで、「まだまだ甘い」と言う声も聞こえてきそうな気がしますが……。
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