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2021年06月11日21:13

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今日の茶花ー「国司茄子茶入」に出会った日

　　今日の茶花　　　　　　　　国司茄子茶入れ　　　　　　家庭画報（7月号）　
　　

暑い中　午後から銀行に出かけた
傘を差しながらリュックを背負って　少し小走りに・・・

　

が　着いて見たら

アウト！
　　　
　　　まっ　そんな気がしないでも無かったけれど・・・

隣のスーパーで胡瓜を買ってテクテク歩いていたけれど　ﾁｮ
ｯﾄ一休みしたくなって　コーヒー屋に立寄った

中に入ると　オーナーが「あと一時くらいで閉店だけど　い
い？」と言った　

　　　カウンターには　シニア男女の客が一組だけ

如何にもと言った　声が大きい＜ゆんたく＞好きなおばさんが
　子供の頃の思い出話に花を咲かせていた

小さい頃はおりこうだった私なのに　親は弟ばかりを可愛がっ
たいう　儒教精神が強かった沖縄ではよく耳にする話だ

　　　ソーシャルデスタンスを取って　三人の会話は進む

私が注文したのは　栗の

と

セット
テーブルに届くまでにと　何気なく棚にあった雑誌をめくると
　すぐに目に飛び込んできたのが　

　　　〝えｴーーﾂ!!〟

なんと！唐物「国司茄子茶入」の

フォト

四月　お茶の稽古・唐物手前で使ったけれど　それは言うまで
も無く　お宝をまねた＜写し＞の焼き物である

本物「本か」は　中国の宋から元の時代（13～14世紀）に作ら
れたものが渡来し　日本の茶道具に見立てられ幾多の茶人の伝承
を経て　現在　大阪の「藤田美術館」に収められている茶入れ　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　4/20日記参照

まさか　この日になって　その

本物の「国司茄子茶入」の
美しい写真と出合えるとは　余りにも偶然！！！

　　　只々( ﾟДﾟ)びっくり!!びっくり!!

写真は「家庭画報」だけあって　とても鮮明で美しい写りだ

　　　〝あー　今日は　何ｱ～んて

いい日だごどｵ～！〟
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ﾂｲﾂｲ岩手ﾉ言葉ﾆ＞

考えてみれば・・・

コロナ禍のパンデミックは別としても　これから先の私の人生
においても　（おそらく）大阪「藤田美術館」への訪問の日は
無いだろうと察するに　ｺﾚﾊｺﾚﾊ

嬉しさは百倍

　　　　「犬も、まるこも歩けば棒にあたる」の感激

帰りには橋のたもとで「品川萩」と「アメリカハマグルマ」を
見つけたので摘んで　早速

茶花に飾って楽しんだ私です　

　　　　　　　　　　　　

茶花：品川萩/アメリカ浜車/白蝶草/源平菊
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

国司茄子茶入れ：古くから希少で格式が高いと
　　　　　　　　　　　　　　された茄子形に加え、何よりも名前。
　　　　　　　　　　　　　　　「国を司る」という名に魅了され、是が非
　　　　　　　　　　　　　　でも手元に置きたかったのだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　実業家として、好き者として、どちらの熱
　　　　　　　　　　　　　　もはてしがない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文　藤田清（藤田美術館館長）

　　　　　　　　　　　　

さくらや：営業31年のコーヒー店
　　　　　　　　　　　　　　珍しい真鍮のスプーンがズシリと重かった
　　　　　　　　　　　　　　半分くらいの数はが持ち帰ってしまったとか　

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