何がなんだかわからない

　曖昧模糊な流言飛語が飛び交い、何が何やらな今日この頃。
「男性版産休」を新設。素晴らしいニュースだね。これで男も産休を取得できれば母親の負担が減って、結果的に子供が増えることでしょう。今話題の新婚夫婦が演じたドラマにおいても男の産休取得が素晴らしいことだと描かれていましたね。
――公務員か大企業の従業員限定でね。
　零細企業事業主にとっては単なる負担増、どこか遠い世界の理想郷での話だな。我が子ら誕生時には、寝不足で仕事して何度も事故死しそうになったもんだ。仕事しなきゃ会社自体消滅してしまうものにとって、休むほど恐ろしいものはない。
　少子化の問題って、金銭的に余裕がなければ子供を産み育てるのは不可能だという雰囲気がよくないのであって、その主犯がマスコミだと思う。いい大学に行って、有名な大企業に就職しなきゃ負け組だとか、そのために一人当たりいくらお金がかかるとか、絶望感をまき散らすマスコミは害悪だ。

　何がよくて何が悪いかよくわからないってのは健康関連が多くて、昔は焦げた魚を食べるとガンになるとか、イカはコレステロールが多くて体に悪いとか、卵は一日一個までとか言われていたっけ。嘘ばっかりだ。
　最近だと塩素を含む有機物を低温で燃焼させると発生するダイオキシンとか、地球温暖化による海面上昇とかが怪しい。塩鮭とかヤキトリとか食えなくなっちゃうでしょ。
　学校で習ったことが本当ならとっくに石油は無くなっているし、NHKの言う事が本当なら環境ホルモンでメス化した男ばっかりになっているもんね。

　所謂武漢熱、武漢肺炎、中国武漢から発生した感染症についての情報が特に酷い。ワクチンもまた然り。ゆえに私は自己防衛を心掛けている。体力強化と免疫力強化だ。適度な運動と充分な栄養と睡眠。
　ワクチンを打てばもう大丈夫という意見と、ワクチンは危険で無意味だという意見がある。まあインフルエンザ予防接種にもあるよね。
　原発反対派の意見が正しければ福島は甲状腺がんだらけになっているはずだし、推進派の意見だと因果関係ないし。