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2021年05月22日14:54

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ギャラクシー・クエスト( Galaxy Quest)

  放送打ち切りから20年を経た今も熱狂的なファンを持つSF番組「ギャラクシー・クエスト」。今日もある都市で、ファン集会が開かれていた。が、招待された出演者の前に奇妙な4人組が現れ、“自分たちの星を侵略者から守って欲しい”と助けを求めてきた。最初は冗談と思った出演者たちだったが、彼らは本当の異星人で、TVでの彼らの活躍を本物と思い込み番組そのままの宇宙船も用意していた……。「スター・トレック」のパロディー満載の本格SFコメディ。出演は「サンタクローズ」のティム・アレンと「エイリアン」「愛は霧のかなたに」のシガーニー・ウィーヴァー。監督は「100万回のウィンク」のディーン・パリソット。(allcinema ONLINEより)







<2019年6月30日録画鑑賞>

 これはおもしろかった!ラストの収束ぶりも秀逸。名優アラン・リックマンも素晴らしかったし、シガニー・ウィバーもかわいかった。ティム・アレンもうまい。本物の宇宙人たちもすごくよかった!このお話、最初に発想した人、すごいと思う。要するに、過去にヒットしたドラマにしがみついて、それ以降たいした功績もないのに、それだけで喰えて来た俳優たちの物語。同じセリフばっか言ってウケるのにもうんざりしていたし、その役のサインの儲けが20年間収入の一番だったりするのも不本意。でもそれで生きていけてしまえる自分が情けなかったり。なんか、わかるようなわからんような(笑)。

 そんな中、地球ではない星(サーミアン星)で、このドラマがなぜか放映されていたのですね。電波が飛んでいたのかな。彼らを本物のヒーローだと思い込んでいたサーミアン星人たちは、はるばる地球まで、サーミアン星を侵略から守ってくれるよう本気で頼みに来る、というお話です。ウソを知らない星人たちは、彼らを崇拝し、星全体が彼らに敬意を表したものになっています。最初は「なんだこいつら」とか「面倒くさいヤツ」と思っていた俳優たちも、だんだんとその誠意に動かされ、本物のヒーローとなって正義の戦いを挑んでゆく・・・。そんな展開です。

 「スタートレック」を知っていたらもっと笑えたのかもしれません。残念!”現代の地球”にいるマニアの少年たちが絶妙によかった!!是非お友達になりたい(笑)。こういう「自分の世界」をひとつ持っていて仲間たちがいたら、人生楽しく生きてゆけるんだろうな、と思います。そうそう、1999年当時、どれだけ有名だったのか、あるいは駆け出しだったのかわからないけれど、サム・ロックウェルも出てました。おもしろいですねぇ。個人的には結構好きなんです。最初に強烈に印象付けられたのが「キャメロットガーデンの少女」。ニコラス・ケイジをころっと騙す詐欺ムービーがその次に好きです。日本のシンガー、徳永英明に似ていると思うのは私だけでしょうか。

 隠れた名作、という評判通りの映画でした。
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