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2021年05月16日06:44

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「美味しんぼ」のトンポーロー

さて、今回は雁屋哲原作、花咲アキラ作画・小学館発行の「美味しんぼ」に登場するトンポーローを作ります。

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以下、漫画の画像は当作品より引用。

横浜中華街の人気の中華料理店へやってきた山岡さんたち。
しかし山岡さんはその店の豚バラ煮込みにクレームを入れます。
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↑日本漫画界に残る伝説の名言が生まれた瞬間
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なんでこんなに尖っているの、この人(笑)

で、紆余曲折あり、山岡さんが豚バラ煮込みを作ることに。
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・・・こうして見ると、確かに手間と時間はかかるけど作り方自体は難しくなさそうですね。
さあ、実践。

まずは材料。
本来なら業者向けと思われる大きな肉屋に向かい、皮つき豚バラ肉を購入。
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毛が少しだけ残っているので、
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ガスコンロで炙ります。
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あと肉が大きすぎて鍋に入らないので切りました。

しかしガスコンロで皮を炙ると、下に水分や油が垂れるし、肉を直に持つと火傷しそうになるしで、あまりやりたくない作業ですね。
バーナーが欲しくなります。



ここまで火力の強い奴は必要ないけど。

話を戻して。
肉を下茹でします。
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5分くらい茹でてみました。

それを酒と醤油につけます。
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作品に分量が書かれていないので、醤油(前回同様「100%有機栽培の小麦、天日塩を使い、自然湧水で仕込んだ醤油」)と調理酒を1・1にしました。

そしてそれを油で揚げます。使った油は、これも以前の料理と同様「脂肪酸のバランスに優れ、酸化もしにくい植物油」です。
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揚げるというより、揚げ焼きって感じです。
1面揚げ焼きしたら別の面を揚げて・・・の繰り返しで全面を揚げ焼き。

それを先述の味付けに使った醤油&酒、刻み生姜、八角、スープの入った深皿に移します。
このスープというのも、作品ではどんなスープか説明は無く、山岡さんが作っている場面も無い。とりあえず肉の茹で汁にネギを少々加えてひと煮立ちさせたものを使用しました。
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で、あとは蒸すだけ。
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なお、蒸すのはガスコンロではなくインダクションレンジにしました。
これだと
・長時間蒸したり煮込む料理の場合、ガスコンロだとガス代が結構かかるが、インダクションレンジの電気代はそれに比べると、かなーり安い。
・タイマーが設定できる。
・安物のインダクションレンジは火力が弱くて話にならないが、私が先日購入したインダクションレンジはガスコンロとほぼ変わらないくらいの熱量が出せる
・・・という利点から。

さて、2時間後。
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出来ました。

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5ミリくらいの厚さに切ろうと思ったのですが・・・うまく切れませんでした(苦笑)

さて、味のほうですが。確かに美味しい。
チャーシューと角煮の中間って感じですね。
皮の部分のネッチリ感がたまらないし、脂身もプルプル。
しかし私が作ったのは赤身が少々パサパサになっていました。
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この3段階の1、2は合格だが3がいまひとつ。
下茹で時間が長すぎたか、揚げ時間が短かったか、蒸し時間が長かったか・・・

しかし確かに美味しい。ご飯にも合うし、中華麺の上に載せても美味しいでしょう。
作るのに時間はかかるけど(笑い)
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