mixiユーザー(id:17855561)

2021年05月08日00:04

123 view

虚像への知恵

最近の写真撮影の技術というのは、
昭和の頃に比べたら雲泥の差で、劇的な進化を遂げてますよね。


グラビアの写真なんかは、
アイドルのシワを取って、ウェストを細くして、肌を白くしてなんてのは当たり前です。
中には別の体を持ってきて、くっつけてしまうなんという究極の修正もあるようでして、
『ほら、新しい体よ!』なんという【逆アンパンマン状態】ですよね。
ここまでいくと、もう写真ではなく
【造形作品】のカテゴリーに入ってきてると言っても過言じゃないでしょうね。


最近の若者たちというのは、写真を撮る時、女の子は【虫歯】になり、
男の子は【首を痛める】んだそうですね。


どういう事かというと、女の子は片手を軽く頬に当てて撮るんですね。
こうする事によって小顔に見える効果があるわけですが、
そのポーズが、まるで虫歯を痛がってるように見えるというわけです。


一方、男の子は、片手を首の横や後ろにあてがうんですね。
そうすると折り畳んだ腕が前に出て強調され、多少筋肉質に見えるという効果があるんですね。
撮影技術だけじゃなくて、撮影される側の技術も、上がってきているのかもしれません。


昔に比べて【お見合い】の数というのは減ってるんでしょうが、
【お見合い写真】というのは綺麗に撮ってほしいものですよね。


そこの写真館でお見合い写真を撮ると、
必ず縁談が成立するという評判の写真館がありましてね。
ビジュアル的に今イチの方でも、必ず成功するんですね。


何か秘密があるのかと思って、
「ご主人、お見合い写真を撮る時、何か秘訣があるんですか?」
「簡単ですよ。沢山の【札束】と一緒に撮ってあげるんです」
・・・『世の中ね、顔かお金かなのよ』という言葉は、
反対から言っても『よのなかねかおかおかねかなのよ』ですから、
やはりそういう事なんでしょうね。


最近の女の子たちは、化粧の技術も上がってきてますよね。
元々化粧というのは、かなり昔から一部の人が化粧をしていたようで、
古代エジプトでは王族などがすでに化粧をしていたようですね。


化粧は、赤色の物体を顔面に塗りつけるという、
約七万年前に行われていた習慣が始まりだと推測されているんですが、
中世ヨーロッパでは【七つの大罪】のひとつ、【傲慢】にあたるとして
行われなくなっていたそうですね。


また化粧の意味は、口や耳などの穴から悪魔などが進入するのを防ぐためで、
現代でも、高橋真麻さんなんか、鼻から悪魔が入り放題みたいな感じですよね。
入り込んだ悪魔は、是非とも【桃太郎】に退治してもらわないといけませんよね。


やはり化粧も、ほどほどがいいような気がするわけで、
本来は悪魔の侵入を防ぐはずのものが、出来上がった顔が悪魔みたくなってる子というのは、
ゾッとするけど、ぞっとしないですよね。


微笑亭さん太
7 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年05月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る