mixiユーザー(id:6061081)

2021年04月28日22:04

422 view

自宅で観た映画(さらば愛しき女よ、ネイビー・シールズ ショック療法)

今回も3本レビュー。

4/26(月)
「さらば愛しき女よ 」Farewell, My Lovely(1975年)
主演 ロバート・ミッチャム シャーロット・ランプリング 
監督 ディック・リチャーズ 
この作品自体は昔から知ってはいました。
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の映画化。
私的には無名時代のシルベスター・スタローンがチョイ役で出てる!
と言う事で、ずっと気になっていたけど、やっとスカパーの録画で鑑賞。
私立探偵フィリップ・マーロウにある男から女を捜して欲しい依頼が来る。
そこから拉致されたり、殺されそうになったり、美女との甘いひと時があったり、
と様々な出来事が織りなして、その捜していた女の正体は?
様々な事柄が入り組んで、展開的にはややこしいかなぁ?と思ったり、
話の展開のペースが早いもんで「付いて来れるかな」と思うものの、
ラストでは「なるほど」と思う締めで見せる。
この作品は、ハードボイルドな雰囲気を味わうと言った方がいいかと思う。
何と言うか、この気だるい雰囲気に渋い音楽が全編に渡り、内容よりもそっちの方で惹かれた感じだった。
マーロウ演じる主演のロバート・ミッチャムのどこか眠そうで怠い感じの探偵だが、雰囲気はある。
相手役のシャーロット・ランプリングの鋭いまなざしが特徴の「魔性の女」ぷりがイイね!最近でも出演作は拝見したが、若い時の彼女は美しい。
さて、肝心なスタローンの出番は主人公を拉致するチンピラの1人。
思ってたより結構何分かは出ていてアップもある。娼婦の姉ちゃんを寝取ってるシーンもある。
かと思えば、スタローンと一緒にいるチンピラが「ロッキー」の金貸し屋ガッツォ役のジョー・スピーネルだったのが面白い(笑) 最近ここでもレビューした「ナイトホークス」でもスタローンと共演してます
また、刑事役の1人にハリー・ディーン・スタントンンが出てる。この人は出演作が数多い名脇役で、この3本レビューでも最近は「グリーンマイル」と「若き勇者たち」にも出てた。

4/27(火)
「ネイビー・シールズ」Navy SEALs(1990年)
主演 チャーリー・シーン マイケル・ビーン 
監督 ルイス・ティーグ
「ネイビー・シールズ」というタイトルの作品は最近でもありましたが、
私的には1990年のこの作品の方を思い出す。
初めて観たのはテレビの日曜洋画劇場で鑑賞。
アメリカ海軍の特殊部隊ネイビー・シールズはレバノンの過激派グループが持つミサイルを見つけて破壊する任務を描いた内容。
前に観たのはかなり昔だったんで、アクションばかりの印象だったが、改めて再見すると部隊のメンバーたちの普段の姿を描くドラマシーンが結構あった。
命令無視したために仲間を死なせてしまったチャーリー・シーンと、隊長のマイケル・ビーンの対立が中心のドラマである。
勿論アクションシーンは迫力たっぷりで見応えあった。
後半の敵のミサイルを破壊して脱出するくだりは、爆破に次ぐ爆破に銃撃シーンと見せてくれて面白い。
内容的には、この手のジャンルにありがちな他愛ない内容だが、アクションに関したら満足な出来栄えである。
隊長役であるマイケル・ビーンは、キャラが「エイリアン2」のヒックス伍長そのまんまなイメージだった。
かと思えば隊員の1人にビル・パクストンが出てる!
ヒックスとハドソンじゃないか(笑)
「エイリアン2」大好きな私には嬉しかったが、この本作でのビル・パクストンがいるだけでセリフも少ないし殆ど目立たないのが残念… この人、いいキャラを持ってるだけに上手く使えばドラマシーンも良くなったんじゃないか?とも思う。
監督のルイス・ティーグだが、他の作品では昔に「アリゲーター」や「クジョー」や「ナイルの宝石」と劇場で観た事がある。
撮影のジョン・A・アロンゾは前日に観た「さらば愛しき女よ」もそうだった。手掛けた作品も数多く、「スカーフェイス」もこの人だったね。
エンドクレジットには Mr. Bigの曲が流れますよ♪

4/28(水)
「ショック療法」Traitement De Choc(1973年)
主演 アラン・ドロン アニー・ジラルド 
監督 アラン・ジェシュア
作品自体は昔から知ってはいたが未見。アマゾンプライムで発見して鑑賞。
アニー・ジラルド演じるヒロインが、若返りの治療を受ける療養所に行く。
療養所の院長がアラン・ドロン。
そこで働く若い外国人労働者が次々と謎の失踪をするのを、ヒロインが探ろうとすると…
といった内容で、若い外国人労働者はどうなったか?
その辺りは設定的にホラーである。
患者たちが中年以上の者ばかりで、若返りの治療で若者が失踪するでお分かりであろう。
でも全く怖くもないし、スリルもない。
要するに演出が怠いというか見せ方的にも面白味が無い。
この設定で思い出したのが、最近話題になったホラー映画「ゲット・アウト」に近いものがある。
それとアラン・ドロンが全裸で数人の男女と海で泳ぐシーンが話題になったらしいが、
全くエロさを感じなかった(ボカシは入ってます)

次回も3本レビューします。
1 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年04月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930