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2021年04月25日20:33

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プログレッシブロック

特に最近は古いロックばかり聞いている。スモール・フェイセズ、シカゴ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ビートルズ、スティーリー・ダン、ジミ・ヘンドリックス…。村上春樹著「ダンス・ダンス・ダンス」の主人公が古いロックを編集したカセットを車でかけているというシーンがあったが、カセットをCD-Rに変えて同じことをやっている。違いは助手席に美少女が乗っていないことだが、まあこれは小説と現実の違いというところ。

最近読んだ新書は馬庭教二著「1970年代のプログレ」(ワニブックスPLUS新書)。本屋の新書コーナーに並んでいたのだが、誰がこんな本を買うんだ?と手に取ってしばらく立ち読みしていたら、俺が買わなくて誰が買うという気分になってしまい、ふらふらとレジに並んで買ってしまったという。

1960年前後生まれの、すべてとは言わないが一部の音楽ファンは、ロックの洗礼をプログレによって受けた世代である。

はい、まさに私がそうです。ということなのだが、「プログレは誰かと一緒に聞くもの」なんてあたり、まさに僕の中学生の頃そのままの描写で、すごく懐かしくなってしまった。大人になるにしたがって、ネットなどで見る限り世間には結構いるはずなのだが、村上春樹を読んでいますという人とプログレを聞いていますという人には一人として出会ったことがない。ジャズが好きという人もいないなあ。これはかなり残念なことだ。

「一番最近買ったCDはスティーブ・ヒレッジの“L”で、これってトッド・ラングレンがプロデュースで、バックのメンバーがユートピアの3人ということで買ったんだけど、期待通りのいいアルバムだったよ。“L”っていえばゴードレー&クレームにも同名のアルバムがあるけど、どっちが先なのかなあ。これもいいアルバムだよね」

なんてマニアックな会話を、ジャズ喫茶の片隅でビールでも飲みながらぼそぼそ話せる友人がいたら、僕の人生も相当楽しくなると思うんだけどな。

今週の映画は「ドクター・デスの遺産」(監督:深川栄洋/出演:綾野剛、北川景子)を観ました。人気作家・中山七里の小説「ドクター・デスの遺産」を映画化したクライムサスペンス。

安楽死という重いテーマであるにもかかわらず、単なる快楽殺人でしたじゃ、どうも掘り下げ方が浅い。主演二人のキャストありきの感じで、犯人に迫る過程とか、なんで北川景子そこに行けた?とか、突っ込みどころ満載で、細部の作りこみが甘い感じがする。

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