スリル・ミー（松岡＆山崎組）

4/21（水）東京芸術劇場　シアターイーストへ行ってきました。

いや〜間に合わないかと思ったわ。
会社終わってから、ダッシュで駅へ向かったけど
予定のより２本後だったから、ヒヤヒヤしたし、
100分とはいえ、始まる前にお手洗いにも行っておきたかったし…
どうにか、間にあって、席に着いたのが開演５分前くらいかな？
やっぱり、18時スタートって、厳しい



さて、今回は、初演から10年。
私が初めて見たのは、再演で2012年7月。
珍しく４組のペアを全部見たのよね〜
そういえば、あの時の特典だったTシャツは、一体どこへしまったのやら

今回は、オーディションで選ばれたという、このペアを見ました。



確か、年明けにみた「INSPIRE 陰陽師」に出演していたのですが、
なんせ２階席だったから、衣装が同じで、わからなかったです、松岡さんの事。

今まで見た「私」の中で、実年齢23歳というのは、一番若かったかもしれない。
でも、「私」が5度目？の仮釈放の審査を受けてる時の声が、一番年をとってるように聞こえました。
若い頃の「私」も、幾分落ち着いた感じの声に思えたのは、声質のせいかな？

捕まってからの「私」は、彼に対して、どこか冷めた感じさえして、
今風に言えば、マウントをとったと思い知らせる時、突き放したように見えた。

山崎さんの「彼」は、今まで見た中で、一番あっさりというか、
「私」に対しての扱いが、そんなにひどく感じなかった。
従属的関係がそんなには濃くなくて、やっぱり同級生っぽさがにじみでてる感じ。

日本人ペアの中では、珍しく同級生の雰囲気が凄くあるペアだったなぁ。
「彼」を演じた山崎さんも、実年齢25歳だから、余計そう感じるのかも…
山崎さんの声は、意外と高めな印象。

ただ、２人とも少し疲れているのか、歌うと、少し苦しげに聞こえたのは、気のせいかなぁ。

歌を聞いてみると、やっぱり生演奏にあわせて歌うって、大変だと思う。
しかも、このお芝居の曲って、難しいと思うし…

そうそう、ピアノの演奏をされた篠塚祐伴さんですが、随分と今までと違って聞こえた。
それぞれの演奏が同じわけはないのですが、「あれ？こんな風だっけ？」と思う時がちょこちょこあって、それも歌の印象が違って聞こえた要素かもしれない。

何だろう…ピアノの激しさが、今まで私が聞いた方々とはちょっと違ったのよね。
これは、好みの問題だと思うけど…

今回は、それも含めて、しみじみ、キャストが違うと、全く別物だなぁ~と思いました。

公式ＨＰは、こちら…https://horipro-stage.jp/stage/thrillme2021/#stage

緊急事態宣言出ちゃったけど、最後まで上演出来る事を祈ります。
無理かなぁ〜なんせ、東京芸術劇場だから…