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2021年04月19日22:15

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自宅で観た映画(ブラニガン、グリーンマイル、ゾンビ・アルカトラズ)

しばらくお休みでしたが、また3本レビュー再開します!
今回は未見の作品。あの意外と今まで未見だったアノ名作も。

4/15(木)
「ブラニガン」Brannigan(1975年)
主演 ジョン・ウェイン 
監督 ダグラス・ヒコックス 
刑事アクション物としたら昔から存在は知っていて、なかなか観る機会が無かったけど、
スカパーの録画で鑑賞。
主演が、西部劇の大スターといえばコノ人とも言うべきジョン・ウェイン。
西部劇ばかり出てるイメージがあるが、意外と現代劇も出ていた。
銃を持ってのアクションは同じだが、ガンマンではなくて刑事。
実は本作の前に、「マックQ」という刑事ものに出ていて、時代的にも刑事アクションが盛んな時代なのか、ジョン・ウェインも新境地を見出そうとしたかもしれない
シカゴの刑事がロンドンに逃亡したギャングのボスを逮捕連行するめにロンドンへ飛ぶ。
といった話。
アメリカの象徴的なジョン・ウェインが、言語は同じでも国が違うイギリスでのちょっとした珍道中?も含めた、刑事アクションとしたら王道な内容で面白い。
この作品が凝ってるのは脚本で、このあらすじを見るとギャングのボスをロンドンで逮捕してシカゴへ連行して帰る話かと思ったら?
前半でいきなり、そのボスは強盗団に誘拐されて身代金を要求、ボスを逮捕するより、強盗団との身代金のやり取りのサスペンス展開、と思えばボスが雇った殺し屋が主人公の命を狙ったりと、話の展開が二転三転するのがまた面白い。
リチャード・アッテンボロー(大脱走やジュラシックパークなどの)演じる貴族出身の刑事と、豪快でアメリカンなジョン・ウェインと、その育ちのギャップもあってのやり取りも面白く、
ロンドンのパブで西部劇ばりの酒場の乱闘シーンとコミカルな要素もあって楽しかった。

4/16(金)
「グリーンマイル」The Green Mile(1999年)
主演 トム・ハンクス 
監督 フランク・ダラボン 
スティーブン・キング原作の有名な作品ではあるが、意外と未見だった。
スカパーの録画で鑑賞。
何故今まで未見だったのだろう? 
フランク・ダラボンの監督作品では「ショーシャンクの空に」と「ミスト」は拝見済みなんだが。
3時間も超える上映時間もあったのかも?。
そんな長時間を感じさせない内容の濃い名作とも言うべき内容だった。
1932年の刑務所、主人公は死刑執行をする刑務官。そこへ双子の幼女を惨殺したという2m以上もある大男の黒人死刑囚が収監されるが、その大男が超能力で奇跡を起こす話。
相手の体を触れる事で、あらゆる病を治し、死んで間もない生命を蘇らせる能力を持つ死刑囚の大男、主人公の刑務官はこの男が本当に幼女殺しの真犯人なのか?と疑問を抱くことで、様々な展開をする。
スティーブン・キング原作で超能力を持ったために苦悩に陥るキャラを描いた点では「キャリー」や「デッドゾーン」があった。本作もそんな並外れた能力に苦悩するキャラでは共通する。本作の大男は、その能力で良い事をしようとする点では「デッドゾーン」に近い。
この本作はそこだけでなく、刑務所内で起こる様々なエピソードが織りなされていて、観ていても飽きずに観れたのも良い。
感動の名作を称されてるが、キング原作な事もあって、私的には結構ホラー的な要素があって、あるシーンではドン引きする程に残酷で怖いシーンもある。
冒頭は老人になった主人公が、回想して物語が進み、そして最後にまたその老人になった主人公で締めるが、あのラストの締め方も上手かった。
あの辺りは、「ショーシャンクの空に」を演出したダラボン監督らしい上手さだった。
キャスティングも、主演のトム・ハンクスは勿論、大男のマイケル・クラーク・ダンカンもイイ演技を見せているし、死刑囚の1人であるサム・ロックウェルの怪演ぶりも最高だった。
また刑務官の中に、「ミスト」の問題のラストで関わる爺さん役だったジェフリー・デマンや、最近では「クロール 凶暴領域」でワニに噛まれても負けなかった親父役のバリー・ペッパー(この本作では若い!)がいたり、
書き出したらキリがない程キャスティングの顔ぶれが良かった。

4/19(月)
「ゾンビ・アルカトラズ」Rise of the Zombies(2012年)
主演 マリエル・ヘミングウェイ ダニー・トレホ 
監督 ニック・ライオン 
ミニシアター系で劇場公開されてるが未見。スカパーの録画で鑑賞。
久々にゾンビ映画を観た。
ホラーの中でもゾンビ映画はジャンルとして数多い。
本作は観る前にタイトルからして、刑務所を舞台にゾンビと攻防戦?
というのを期待したが違った。
主人公たちは海に囲まれたアルカトラズ刑務所を基地として立てこもっている。
「ウォーキング・デッド」でも、刑務所は頑丈でゾンビから立て籠もるには安全な場所と描かれたシーズンもあったから、どうなるか?と期待したら、
ゾンビが海を泳いで上陸して、刑務所にあっさりと侵入される…
おいおい、刑務所内も侵入されないようにガードしとけよ…
本作観て思うんだけど、途上人物が多数いたのだが次々とゾンビにやられる。
登場キャラがどいつも間抜け過ぎて、トホホ…
トホホと言えば、ダニー・トレホが出てる!
そのトレホも酒を飲もうとした隙にあっさり、前半でゾンビにやられる退場でガッカリ…
それでも、ゾンビ化したトレホが見れたのは収穫だった(爆笑)
結局はアルカトラズから脱出した主人公らは、ゾンビに効くワクチンを開発した博士を捜す旅に出る話。
出来としたらそれ程でもない。
「暇つぶしにゾンビ映画でも観ようか」と思う人にはいいかも?
泳ぐゾンビに、橋を登るゾンビに、感染した妊婦から生まれたゾンビベイビー、ゾンビを感電させて倒す、トレホゾンビ!、など見所はある。
主演のマリエル・ヘミングウェイといえば、昔に主演した「スター80」を劇場で観た事がある。若い時はメジャー作品に出ていて注目を浴びた女優だった。
また、ゾンビの感染を研究してる博士役を演じてるレヴァー・バートンは、「ルーツ」のクンタ・キンテ役や、「新スタートレック」のラフォージ少佐役で有名だった方だった。
そんな、昔はメジャー作品で脚光を浴びた役者が、後にB級以下のゾンビ映画に出てるのも何というか…
でも、トレホは昔からこの路線は出て似合う人なんでいいんです。

次回も3本レビューします。
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