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2021年04月06日07:11

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ヤリスのシートは別物なのか

欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したヤリス。

日本で発売されて一年経過しましたが、コロコロもありディーラーで試乗する事もなかったので、ズーッと乗る機会を覗ってました。

で、先日レンタカーでとうとうヤリスに当たりました。

ハイブリッドモデルのヤリスですが、レンタカーなのできっとベーシックグレードなのでしょう、シートや内装及びダッシュボードまで暗めのグレー1色。

何とも愛想のないインテリア。

しかし、ドアを開けて驚いたのは運転席と助手席のシートサイズ。

これは日本だけでなく世界的にみても、Bセグメントでこんなデカいシートは見たこと無い。

ヘッドレスト一体型なのは残念ですが、座ってみると更にビックリ、シートがシッカリしていて座り心地は最高です。

こんな素晴らしいシートをあのトヨタが作ったのか。

クッションの表面部分はやわらか目で、奥はシッカリ身体を支えるようになっている。

しかも、窮屈さを感じさせないまま、身体を包み込むような印象があります。

正直小柄な人だとこのシートは大き過ぎるかもしれません。

何というかこのシッカリしたシート、昔の大ぶりなフランス車のシートを思い出します。

細かい部分は違うけど、初代セニックあたりのルノー車と座った印象が似ている。

走り出しても身体をシッカリ支えてくれて、座り心地も良く高速道路をいつまでも走っていたくなる感じです。

いや〜疲れ知らず腰痛知らずなシートです。

また、運転姿勢も自然で、足を真っ直ぐ伸ばした先にペダル類が並んでいます。

スッカリこのヤリスのシートが気に入ってしまいました。

しかし、残念な事にあまりにデカいこのフロントシートのおかげで、リアシートからの視界は殆どグレーの背もたれしか見えません。

かなり思い切った設計になっています。

因みに最終型ヴィッツのリアシート空間は、ライバルにノートやフィットを想定したのでしょう。

ベーシックコンパクトカーとしては驚くほどの広さがありましたが、ヤリスはこのデカいフロントシートなどの影響で、広々感はかなり損なわれてしまいました。

でも、リアシートも基本的にはフロントシートと同じ発想で設計されており、座り心地はヴィッツよりも格段に良くなっています。

何というか、このヤリス以降のトヨタ車はみんなこのシートと同じレベルになるのかな。

ヤリスクロスってこんなシートだったかな。

ショピングセンターで展示されていたヤリスクロスに座ったけど、こんな印象は抱かなかったけどな。

シートだけでここまで熱くなれるクルマは久しぶりです。

このシートがマイナーチェンジで無くならない事を祈ります。

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