3月28日　久々の…

久しぶりにレッスンをして貰った。前回は2015年で、楽器店が著名講師(音大の先生)を招いて行う１人45分間のものだった。持って行った曲を3分聴いた先生は「わかりました…」と言って自作のA4の紙(スケールが書かれていた)を取りだし、それを40分間練習。残り2分で曲のお手本を弾いて聞かせて呉れたなぁ。

今回は所属オケの合宿トレーナーとしてコロナ前に参加して下さった30代前半の先生。合奏練習後の飲み会で話をする機会があり、習うならこの方！と決めていたのだ。60分間と90分間の2択だったのだが、(85分間のスケール練習はさすがに無いだろうと)90分間でお願いし、任意のクロイツェルと4月のオデで弾く曲を持って行った。

クロイツェルの10番を弾く私を横から眺めた先生、bowingの癖(悪い方のね）や楽器を鳴らす事の基本的な事柄(構え方、立ち方、鳴らし方)から始まり、曲（モツの5番）ではフレーズの取り方、理に適ったフィンガリング、この曲を弾く上で困っている事への対処法、等々、大変に丁寧に教えて下さり、とても有り難かった。やはり上達するには自分より断然優れた方に習うのが一番である。レッスンの開始前に浅草の名店：神谷バーの電気ブランと専用グラスを持参した効果もがあったかも知れないが(笑)。

ところで、何回通えば先生の事を師匠と呼んで差し支えないのだろうか（…家からチト遠い）。ロストロポーヴィチは初めて会った人にも「親友よ！」と声掛けしたそうな。