私、4/1、4/2とちょうど仕事のスキマができたため有休をとりまして、「おおー久々のど平日に休みだあ！」と嬉しくなり、じゃあ何をやるか？と考えたところ、
「あ！平日開催の競輪に行けるじゃないか！」
と邪な考えを思いついたわけです。
で、調べてみたら、近所の京王閣競輪場で、東京中日スポーツ杯なるF�競哀譟璽匹離譟璽垢�開催されている。4/1〜4/3までと何か私のために開催されているようなもん。
というわけで、初日から行ってみようと、張り切っていってみた。
なお、自転車競技のための勉強が目的ですので。ギャンブル目的じゃないよ！本当だよ！
でもまあ、折角いくんだったら、ちょっと儲けてしまおうかな、と思うのは人間の性、仕方ありません。
というわけで、チャリダーへの道は、番外篇として、競輪篇を書きます。
しかし、こういう時に限って、ミリオンナイトレースで、開催は15時〜20時頃までという遅めに実施される。普段はナイターのほうが断然好きなんだが、折角の休み、朝から行って夕方には帰りたかったなあ・・
競輪自体は、だいぶ久々。最後に行ったのは、京王閣開催の競輪グランプリで、浅井康太が取った年だから、2015年かあ・・実にあれから5年以上たっているのか・・月日が経つのは早いものだ、、つい最近の感覚なのだが。
だいたい2010年から２年くらいは、よく京王閣は行っていた。車券かわずにボーっとレースみていることが多かったなあ。あの頃は仕事で失脚していた時期で、就学前の息子たちも問題児でいけておらず、何もかもがうまく行っていなかった。
全てにおいてモヤモヤしていたので、とにかく勝敗という結果が明確に出るスポーツ観戦にすがっていた。
なかでも、競輪は競輪場が近くにあるし、着順が明確な単純明快な世界。車券を買わないでスポーツ観戦のみということで考えると、入場料たったの50円と、格安なプロスポーツ観戦の場であった。
それに競輪場内は、出店が出ていたり、キッズルームがあったりとサービス豊富で、子供も連れて行ける。たまにイベントなどもやっていて、WAHAHA本舗がコント披露しながら予想したりとかしている。競輪グランプリの時は、あのアントニオ猪木が来ていたなあ、、猪木をあんなに間近で見られるなんて思っても見なかった。
あの頃は、気づいたらすっかり競技としての競輪にどハマりしていたなあ。何というか夢があった。
なので、今も競輪場へ行くと、いけてなかった頃の自分がフラッシュバックする。
そーいえば、ど平日から競輪場へ来ている人たちも、さえない老人が多かったりするもんなあ・・たまに羽振りの良さそうな社長（ほとんどガテン系な）が来ていたり、なかにはコアな女性ファンがいたり、なかなか雑多で面白いが、基本人生がいけていない連中がすがる場なのかもしれない。
というわけで、前置きが長くなったが、レースについて。
今回は、車券勝負である。んでもって、まともに予想してあたるほど競輪は甘くない。鉄板レースといわれていても平気で波乱が起こるものだ。
だったら出目勝負で行ったらどうだろう、と考え、過去の二車単の出目を調べてみたら、「１−５」が最も発生率が高い。それなら1日の開催で1回は「１−５」は出るだろう、という確率論で、頭から「１−５」を買い、当たったところで撤退する。という前提に、毎レース穴であろうが本命であろうが「１−５」を千円ずつぶっこんでいく。仮に全レース「１−５」が来なくても、12レースなので、12000円の損失。そのくらいは覚悟できる額である。「１−５」が万車券だったりしたら10万以上儲け、10倍くらいでも早いレースで「１−５」が来れば、数千円は得、という算段。うーん我ながら賢い。（これが後になって全く賢くも何ともないことがわかるんだが・・）
１レース
これだけは見送ることにした。何だか最初から「１−５」が来るなんて虫が良すぎると思ったし様子見をかねてである。仮にきてしまったら、今日のレースはここで諦め。
というわけで、A級チャレンジレース６車立てである。チャレンジレースが７車になったことは知っていたが、６車もあるんだなー、、輪界も、ガールズ競輪が始まってからは男子選手が削られているんだなーと思う。
出走表をみると、32歳〜58歳までの、A3選手ばかりで、なんというか選手生命ギリギリの人ばかりじゃないか、、しかも、関東と南関しかいない。
個人的には東京60期の茨木選手58歳に勝って欲しいと思う。何せ58歳で現役競輪選手だもの。こういう人は、70歳くらいまで現役を続けて夢を与えて欲しい。
これだけだとどういうラインがちっともわかんないけど、とりあえず「３−２」で別ラインの追込選手同士が差しでゴール。
2車単840円と、まあそれなりの配当だが、「１−５」買わないで良かった。
２レース
いよいよ勝負開始。
これ、意外と「１−５」いけるんじゃないか？と思った。�〇胃形�手が宮城、�グど�選手も宮城。どちらもマーク屋である。東北勢では�た硬珍�手が先行となるため、�きキ，��き´イ諒造咾播賈魅薀ぅ鵑魴狙�するだろう。（なお出走表は競輪場で配っている単なる出走一覧しかみていないため、予想誌などに出ている情報は知らない。よってどういう並びになるか、どの選手が本命なのか連対なのか、とか一切不明）
レースは予想通り�きキ，療賈魅薀ぅ鵑如�後半に捲りそのままゴールへと一直線。
ちょっと興奮した。ここで�た硬弔�タレれば、番手２人の１着２着争いである！と思っていたらその並びのままゴール・・結果あえなく、「４−５」でドボン・・
３レース
※ちなみに、全レースのレース展開は結果みながらうろ覚えで書いています。厳密には違うところもあるかと思います。あと、3連単には全く興味ないので、３着のことは基本評価しません。
というわけで、３レースの「１−５」は�〃�田選手（静岡）が先行屋、�ダ鳥柿�手（千葉）がマーク屋っぽい。となると�０惰Ａ�手（神奈川）との南関ライン、、多少は期待できそうだ。そのラインでフィニッシュ決めると期待できる！
と思ったが、��内藤選手（愛知）が滅法強く、先行逃げ切り。そらそうだ、、40代50代しかいないA3選手の中に、ひとり29歳という若手がいるんだもの。直近２開催の成績も１着４回２着１回というA3では実力が飛びぬけて近々A2に昇班するような選手でありそう。。というわけで、「７−２」で150円。複勝など110円。超鉄板レース・・
４レース
ここら辺からねえ、、気持ちに迷いが生じるのですよ。
やみくもに全レース「１−５」じゃなく、一応ちゃんと予想して「１−５」に可能性がほぼないことは確認したほうが良いんじゃないか、と。
でも、ここでブレてしまうと、土ツボにはまるんですわね。ここは何があってもブレない気持ちで！と奮起。「１−５」勝負！
「１−５」は、�…甲�部選手（岐阜）、�ラ�下選手（北海道）。ただ�…甲�部が24歳と若く直近の成績が良い。�，鯑�にしたオッズが人気。
�ラ�下も33歳と2番目に若いんで、まあ若さという意味では（若さで勝てる根拠は全くないが・・）。直近の成績も悪くはない。
そうすると、�つ曜楞�手（岐阜）がいるので、�´い隆�阜ライン。それに、�ラ�下は�キ△遼務て札薀ぅ鵝�先行同士のもがき合いで、番手は遅れを取れば・・うーん結構期待できるかな！と思った。
だが結果は、岐阜ラインがそのままゴールまで駆け抜け、オマケに�つ曜椶�ゴール直前の差し。塚本選手49歳。いけいけの24歳の選手を49歳が差して着を奪うという、競輪の醍醐味。若さが有利というのはまるで根拠なしである。。
なお、３連単では「４−１−５」と�イ�３着。畜生！�い気┐い覆韻譴弌�失格にならないかな�ぁ�と念じてもかなうはずがなく、しっかりとハズレ車券でした・・
５レース
「１−５」をみると、�〇嚇珍�手（埼玉・20歳）、�ダ郷總�手（東京・42歳）で、�〇嚇弔麓磴�直近２開催は連対率100%。どちらも112と決勝で２着になっている以外は１着。明らかにA3では物足りず、これから上に向かおうとする若武者である。
�∪郷總�手は次に直近の成績がよく、関東ラインでワンツーを決める可能性大である。
そこに�ど妖珍�手（大阪・31歳）が単騎でどこまで絡んでくるかという展開なので、ガチガチの鉄板レースである。今度こそ取るだろう、と思われた。
レースは案の定�´イ�ジャンよりカマし、そのまま逃げ切ってワンツーゴール。ようやく１レースとった。なお３着�い世辰燭里如△泙∋�前の予想通りの展開だったわけだ。
こんなレースは、当然１番人気で配当も安く190円。都合1900円払い戻しである。
ここまで4000円投じて、1900円払い戻し、2100円のマイナス。
まあ最初の意志では、ここで終わらそうというハズだったのだが・・
６レース
とりあえず、６車立てのレースで予想もしやすいんで、軽く予想してみた。
「１−５」をみると、�‘０譱�手（兵庫・42歳）、�セ核楞�手（大阪・23歳）と、直近の成績がとてもよい２人が関西ラインである。そこに�ぢ膂譱�手（奈良・55歳）が番手に加わり、並びは�キ´い任△蹐Α�また根拠のない年齢判断だが、55歳の選手が抜け出すこともそうそうあるまい、とのことで、「５−１」と来るが、ラストに�‘０譱�手が差す可能性も十分にあり、その裏の「１−５」も十分にありうる・・
しかも、まだ2100円のマイナス。オッズは15分前で3.7倍くらいだったので、3700円とれば赤字を回収できる・・と悪魔が囁いた。
いてまえーー！（何故か関西弁）と、「１−５」に千円を投じる。確率論からすれば、「１−５」が２回連続という確率は格段に低いが、ここは「自分の予想」を信じられる、と当初、確率論のみで買うという目的などどこか行ってしまったのである。
で、結果は、�セ核椶�逃げ切る展開だが、後方番手争いが団子状態。�〆垢擦襪�！とﾄﾞｷﾄﾞｷしていたら、まさかの�ぢ膂譱�手（奈良・55歳）が番手争いを征し、�イ�逃げ切り。
「５−４」となる。�，錬鈎紊痢孱機檻粥檻院廚僚隋�
何故にここで波乱の展開！まあ�い�番手争いで沈んだにせよ裏車券「５−１」（でもこっちが１番人気）であったわけだが・・
いやー人間、欲を書くとロクなことがない。。ちなみに配当は5560円。仮にとっていたら５万円以上の儲けだが、そんなことを考えたて仕方ない。現実は、千円損の上積み。
７レース
いやいやまてよ・・もはや「１−５」取ったし、なんとなく予想した展開はほぼ当たっていないか？あとはちょっとしたきっかけで番狂わせが起こっているだけだし、意外とちゃんと予想したら、取れるかも、、というさらに邪な考えが・・
こうなると、ギャンブルどはまり依存症である。。
じゃー最後１レースだけ。自力でとって損した分は回収してやろう、と思う。バクチはそんなことを考えてしまうと、もう勝てっこないのに・・
というわけで、出走表をみると、�せ�沼選手（東京・23歳）がまず若くて直近の成績も悪くない。先行で逃げ切れるであろうと判断し、�て�で、連を誰にするか。と考えると、�―〃柄�手（栃木・42歳）、��星野選手（栃木・35歳）の関東ラインだろう。
となると、複数買えれば「４−１」「４−３」だが、ここはまたしても根拠のない年齢が若い順で��星野を選択、「４−３」で勝負！
しかし、このレースより、東京中日スポーツ杯の正式な予選であるため、A1とA2の選手が混在していて、班が違うし、そこも予想に含めるべきだったのだろうが・・
んで、結果は、予想通り�き��，隆愿譽薀ぅ鵑�まくりあげラストのＨＳ直線の勝負。
と、ここで、�，�ラストに追い込みをかけ、�き�の間にねじ込んできた！マジか！と思うもあっという間に�，�１着ゴール。なんだと！「１−４」か！と思っていたら、外側から��川西選手（岐阜）が、まさかのゴール直前差しきっており、２着で「１−６」。
8120円の高配当であった・・
もうこうなっては、私ごときでは、予想などつきません・・
というわけであえなく撃沈。またまた千円損の上積み。
というわけで、さすがにここでやめといた。
合計6000円投じて払い戻し1900円。4100円の負けである・・とほほ
もうこうなりゃ、最大12000円の損を覚悟してきたので、あとは飯でも喰っちゃれと、一緒にきていた長男と、競輪場の食堂「まくり屋」にて、好きなもんくえーと。つまみと酒も注文して、プチ宴会したのである。
京王閣の食堂は、相変わらずアットホームで、ほっこりする。ようやく無観客があけて、今日はチラホラ客はいるものの、競輪場は閑古鳥である。なんだけど、食堂はやっていてくれて、あそこで食べるものは何か美味しいのである。
で、酒飲みながら、「次レースも勝負したいなー」という欲望を抑えつつ、もし買わずに予想したらどうなるか、と予想だけはしてみた。
展開は予想通りになったものの、レース最終で、ノーマークの選手が番手から差して２着。まあ結局外したんだけど。
競輪は、結局、展開どーのこーの考えたって、最後の最後で、どうとでも動いてしまうため予想なんて出来ないな、、と思った。
例えば、あるレースにグレードの格段に上の選手がいた場合は、ガチガチの鉄板になるんだろうが、そうした場合は、オッズも1.1倍とか、勝ってもうまみがないのである。
というわけで、もう買うほうは出目勝負しかないんだけどねえ。
競輪で儲けたなんてやつ、絶対にこの世に存在しないよ。たまたま数百万あたってそのまま辞めたという人ならまだしも、やり続けたら、確実に損する。
それでも競輪は面白い。また行きたくなってしまう。
でも、今開催については、4/1勝負で終わりにした・・これ以上やると損失ばかり増えそうなので。
次の京王閣は、5/4〜5/9の日本選手権。競輪の１大イベントである！
今、コロナ禍で観客動員が制限されているが、しっかりと入場券の抽選、申し込んでおきましたよ！
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