FF15の各種DLCが半額になったのでダウンロードしてプレイしたぞ!
■エピソード グラディオラス
本編Chapter7で不自然にパーティを抜けて修行していたときの話。
「帝国の将軍に手も足も出なかったから修行する」っていう話なんだけど、まさかその帝国の将軍と一人も戦わないで終わるとは皮肉なことね……。
FF15のバトルからレベルや装備の概念を抜き、シフトブレイクも抜くとただのもっさりしたアクションゲーになってしまうことがわかった。これカウンターとか取らなくても攻撃ボタン押しっぱなしで勝てない?
ただビッグブリッヂが聴けるというだけで価値があり、そういう意味ではDLC向きではある。
■エピソード プロンプト
本編Chapter13で何度も「バイオハザードさせたかったんやなあ……」とつぶやいていたら本気でバイオハザード6になってしまった。
ここまで別ゲーだと新鮮な気持ちで楽しめる。狙撃たーのしー!
ただ、お話としてはこれをプレイしていないとChapter13で合流した後のプロンプト君の言動がマジで意味不明で、どう考えても本編に含めるべき内容。半年以上たってからこれを出してくるのホント意味わからん。これが出るまでみんなどう解釈してたんだ?
あとこのお話でいくら無双しても、本編に回収される関係上、爽やかなエンディングのあと拘束監禁されることになるのが笑える。
■エピソード イグニス
こちらは無双ゲーとして尖っておりブンブン戦えるので爽快感がある。グラディオ編はなんで普通だったん?
さらにいえば、ほぼヴェネツィアであるオルティシエ市街が舞台なので、本編で完全に無駄遣いだった町並みを堪能できる。
本編Chapter9の戦いのあと失明していた理由が明かされるが、マジでこれだけのことやって失明だけで済んだの凄すぎるのでイグニスは凄い。さらにIFルートではアーデンまで殺して世界を救ってしまう。わーノクト生存ルートだスゴーイ! いやここまでのIFが可能なら9章以降Detroit: Become Human方式でリメイクしてくれないかな?? 俺たちが最初に見たエンディング明らかにバッドエンドなんだが??
■エピソード アーデン
アーデンの過去の話。こちらも無双ゲーとしてガンガン押していけるので爽快感がある。アーデンはラスボスだけあって強く、イグニス編よりさらに強力に無双できる。
本編では崩壊後しか出てこなかったルシス王都(ほぼ新宿)を飛び回れるのもポイントが高い。
https://twitter.com/FFXVJP/status/1103230332067667969
ルシスでは日本語が使われているので看板が日本語であり地球防衛軍みがある。あまりに地球防衛軍みがあるのでビルが倒壊しないのが不思議でしかたない。
ところでアーデン、若きレギス王(ノクト君の親父だ)と戦ってるんだけど、この二人映画で思いっきり顔合わせてんだよね。レギスさん、自分を半殺しにした相手の顔忘れちゃったのかな。それとも幻術使ってんのかな。
最後にふっと剣神バハムート黒幕説が登場して終わるため、きっとここから最後のDLCエピソードノクティスにつなげていく予定だったのだろう。残念ながら開発はここで力尽き、それらは小説として刊行された。
「全FF大投票」のFF15のところを観直したら「FF15はゲームではなく『体験』だった」という投稿が最初に紹介されていて、とても納得してしまった。
我々が「FF15」と認識しているゲームディスクはFF15の一面でしかなく、プロローグである映画とアニメ、そして別ゲーであるDLCエピソード、結末を綴った小説がすべて合わさって「FF15」という体験となる。我々の常識ではゲームが本体としてあって、その周りにスピンオフとしてのいろいろなものがあるわけだが、もはやメディアミックスの末に何が本体なのかわからないコンテンツがたくさん出回る中、ファイナルファンタジーもそうなっていた、という話なのである。
(だとするとゲームディスクが普通に1本の完成品みたいな顔でフルプライス販売されたのはおかしい、という話になるが、私はメチャ安く手に入れたので別にいいです。)
あとは小説を読めばFINAL FANTASY XV UNIVERSEを完全に理解したことになる。想像以上に特異なナンバリングだった。
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