Corona

日本では早くも首都圏などの緊急事態解除が検討されています。うらやましいです。変異株の感染者が増えつつある中、緩和するのは、やはり経済と五輪優先の故ですね。

日本は欧州ほどひどい状況ではないので、「緩和しても大丈夫だろう」という政府の見立てなのでしょう。

ドイツは変異株感染者の急増で、とてもロックダウン緩和の状況にはありません。４月のイースター休暇には、去年12月の第２波ピークよりも状況が悪化するという予想も出ています。

アストラゼネカ・ワクチンの投与の一時停止により、予防接種キャンペーンが大幅に遅れるので、ドイツでの状況の改善にはさらに時間がかかるでしょう。

経済活動を早急に再開するには、予防接種を急速に進めるしかないのです。米国と中国の例は、そのことをはっきり示しています。米国と中国の今年の経済成長率は6％前後と予想されていますが、EUは3.9％、ドイツは3％とはるかに低い。