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2021年03月15日20:55

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て (接続助詞)

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【24】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977236645&owner_id=5019671

mixi日記2021年03月15日から

【て (接続助詞)】2021/02/05
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12188334.html
===========引用開始
(10)連用修飾語を作り、状態・様子を表す。「いといたく面痩(おもや)せ給へれど、なかなかいみじくなまめかしく―、ながめがちに音(ね)をのみ泣き給ふ」(大辞泉)

これは現代でも使われる用法ですか?「連用修飾語を作り」が、よく分からないので例文をあげてください。
===========引用終了

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No.2

回答者: 1311tobi 回答日時:2021/02/16 18:20
まず辞書をひきます。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%A6/#jn-
 全文は末尾に。
 現代でも使われるか? かなりむずかしい問題だと思いますが、「あまり使われない」と考えるのがよいのでは。
 (10)を使っているということは、違法辞書ではありませんか? ちゃんと勉強する気なら、正規の辞書をひきましょう。正規の辞書は(10)など使っていません。
 違法辞書はヘンなことになっていることがあります。
【広辞苑無料検索 って知ってますか 〈4〉 名詞と形容動詞 辞書】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12616971831.html

 おそらく、現代では〈10 連用修飾語を作り、状態・様子を表す〉は〈2 原因・理由を表す。…ので。…ために。「頭が痛くて寝ていた」〉に含まれるのでは。
〈10〉には古文の例文しかありませんよね。現代では「あまり使われない」からでしょう。

 先行コメントに、下記の例文があります。ちょっと違うのでは。
空を見【て】いる。
雨が降っ【て】いる。
 これはおそらく〈9 補助動詞に続けて、動作・作用の内容を具体的に示す意を表す。「思い出してみる」「嫌になってしまう」〉でしょうね。

 ただし、接続助詞の使い方は多様なので、解釈が分かれることもあります。あんまり厳密に考えても意味がないのでは。
 前にも書きましたが、部分的に質問してその時はわかっ(たつもりになっ)ても、ほかの例が出てきたときには理解できないと思います。
 ちゃんとした参考書か、下記あたりで体系立てて勉強するべきでしょう。
http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/ja/gmod/content

 ↑では「て」を〈伝統的には「助詞」の1つとされていますが、現代語では動詞との結びつきが強いので、動詞の変化形の1つ(て形)として教えることが多いです〉としています。
 そういう考え方もできるでしょう。外国人に教えるための「日本語文法」の考え方だと思います。
 先行コメントにある〈正しくは話者による確認を表す助動詞〉は考えないほうがよいでしょうね。一般的な考え方ではありません。
 学校文法では接続助詞にしているので、辞書も接続助詞にしています。


https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%A6/#jn-
===========引用開始
出典:デジタル大辞泉(小学館)

て の解説
[接助]活用語の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の音便形に付く場合は「で」となる。形容詞、形容詞型助動詞に付く場合は「って」の形をとることもある。
1 ある動作・作用から、次の動作・作用へと推移・連続する意を表す。「学校に行って勉強する」「着替えをすませて寝る」

「春過ぎ―夏来たるらし白妙の衣干したり天の香具山」〈万・二八〉

2 原因・理由を表す。…ので。…ために。「頭が痛くて寝ていた」

「老いかがまり―室 (むろ) の外 (と) にもまかでず」〈源・若紫〉

3 手段・方法を表す。「歩いて通学する」「泣いて抗議する」

4 時間の経過を表す。「卒業して五年になる」

5 並立・添加を表す。「雨が降って風が吹く」「大きくて甘い柿」

「昔、男臥し―思ひ、起き―思ひ」〈伊勢・五六〉

6 逆接を表す。「わかっていて答えない」「見て見ぬふり」

「昔、男身はいやしく―、いとになき人を思ひかけたりけり」〈伊勢・九三〉

7 (「…て…て」の形で)強調の意を表す。「売って売って売りまくる」

8 (「…について」「…に関して」「…に関して」「…にとって」などの形で)次の動作・作用の行われる事態・状況・関係事物などを提示する意を表す。「この問題に関して触れるならば」「我々にとって大事なことは」

9 補助動詞に続けて、動作・作用の内容を具体的に示す意を表す。「思い出してみる」「嫌になってしまう」

「五条なる家たづね―おはしたり」〈源・夕顔〉

10 連用修飾語を作り、状態・様子を表す。

「いといたく面痩 (おもや) せ給へれど、なかなかいみじくなまめかしく―、ながめがちに音 (ね) をのみ泣き給ふ」〈源・夕顔〉
===========引用終了
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