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2024年05月27日20:19

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【あしげく 足繁く 足蹴く 足蹴に 足蹴りに】〈3〉三日にあげず

日本語アレコレの索引(日々増殖中)【33】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986890608&owner_id=5019671

mixi日記2024年05月日から。

 下記の続き?
【あしげく 足繁く 足蹴く 足蹴に 足蹴りに】〈1〉
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985407684&owner_id=5019671
【あしげく 足繁く 足蹴く 足蹴に 足蹴りに】〈2〉
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12848377237.html

 マイミクがつぶやきで下記のリンクを張っていた。
【<コトバ言葉>慣用句の変形】 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/40918
 この書き方だとよくわからない。
〈私たちが記事作成の基準としている用字用語集の「誤りやすい語句」には、「三日とあけず芝居見物」は「三日にあげず芝居見物」にするとしています〉
 は記者ハンのp469と思われる。
 こんな言葉を使うほうがどうかしていないか。

 辞書はこんな感じ。
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%89%E6%97%A5%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%92%E3%81%9A-638600#goog_rewarded
===========引用開始
三日にあげず(読み)ミッカニアゲズ
デジタル大辞泉 「三日にあげず」の意味・読み・例文・類語
三日みっかにあげず

間をおかず。非常にしげく。しばしば。「三日にあげず電話してくる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三日にあげず」の意味・読み・例文・類語
みっか【三日】 に あげず

間をおかないさま、たび重なるさまにいう。しばしば。たびたび。
[初出の実例]「三日に上げずお出なされて」(出典:浄瑠璃・伽羅先代萩(1785)三) 
===========引用終了

 そもそも「あげず」の意味がわからない。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%9A/#jn-3077
===========引用開始
あげ‐ず【上げず】 の解説
[連語](多く「三日にあげず」の形で用いる)間をおかず。ほとんど毎日のように。「三日に—酒場に通う」
出典:デジタル大辞泉(小学館) 
===========引用終了

 何と何の連語なの?
 じゃあ、「上げる」は逆の意味か、と考えてもラチがあかない。
 理屈で考えると「と」のほうが自然だし「あけず」のほうが意味がわかる。
 意味不明の慣用句としかいいようがない。
 ただし、使えるのはこの形だけで、変形禁止。「三日」より「二日」のほうが頻繁……もなし。
「三日にあげず」 or 「三日に上げず」の形で骨折後のギプスのようにガチガチに固めて、変形はいっさい禁止。ナンピトたりとも変形禁止。
 それでも……個人的にはこんな言葉は使えないよなぁ。
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