東日本大震災から10年。様々なメディアが流す情報の中で心に留まったのは「多くの人が津波で亡くなったのに、「大震災」という言葉では津波の恐ろしさが伝わらない」という。これでは原発事故の悲惨さも伝わらない。「大東亜戦争」を「太平洋戦争」というようなものである。
『人新世の資本論』で斎藤幸平が喝破している、「SDGs(持続可能な開発目標)はアリバイ作りのようなものであり、目下の危機から目を背けさせる効果しかない」のだと。
また、首都直下型地震は明日にでも起きる、間に合わないかも知れないが、全原発を止め、首都機能を移転・分散させ、東京の人口を3分の1にすることで、日本が「全沈没」するのを避ける方策を即刻とるべきであると。
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