mixiユーザー(id:6061081)

2021年02月18日22:14

393 view

自宅で観た映画(ハード・ウェイ、ギャラクシー・オブ・テラー/恐怖の惑星、ワイルド・レース)

今回も3本レビュー行ってみよう!

2/16(火)
「ハード・ウェイ」The Hard Way(1991年)
主演 マイケル・J・フォックス ジェームズ・ウッズ 
監督 ジョン・バダム 
この作品は91年の公開当時に確か梅田東映パラスで鑑賞した。
その後もゴールデン洋画劇場だったかテレビでも拝見して面白いアクションコメディ。
久々にスカパーの録画で鑑賞。
この作品が面白いのも主演の2人の顔合わせに尽きますね。
当時は主演映画が続いてたマイケル・J・フォックスとジェームズ・ウッズ。
この2人によるバディ物アクション。
映画スターがイメチェンの新作映画で渋い刑事役を勝ち取るために、役作りとしてニューヨークのダーティで型破りな刑事に密着する話。
バディ物は相反するキャラ同士の絡み合いが面白いわけだが、
この2人ほど、普通では共演しないような?異色な顔合わせに感じた。
まさに水と油というか、化学的に分裂反応起こしそうだが、これがまた面白い(笑)
マイケルは大人気の映画スターの役で、これまさにイケル・J・フォックスそのもの。彼をイメージする映画のキャラをそのまんま出したようなキャラだ。
「もっと大人な役を演じたい」と願うキャラはマイケルの本音なのか?と思ってしまう。
ジェームズはいつも神経質でキレてる、まさにジェームズ・ウッズそのもの。
彼の刑事役は「ザ・コップ」(これは昔レンタルで観て良かった印象あるがまた観てみたい)くらいで刑事役のイメージないんだけど、本作では刑事役を何度もこなしてそうな印象があるのは流石である。
監督はこの頃にヒット作連発で絶頂期だったジョン・バダム(ブルーサンダーや張り込み等)
主演2人の絶妙な掛け合いに、アクションがふんだんに盛り込まれて存分に楽しませてもらいました。
また、2人が追うサイコな連続殺人犯を演じるスティーヴン・ラングの悪役ぶりもまた最高。最近では「ドント・ブリーズ」で怖い盲目爺さんを演じた方なのも納得で、主演の2人に負けないくらいの存在感を出していた(悪役が良いアクションは面白い)
ラストの締め「それは俺のセリフだ!」が凄く最高!

2/17(水)
「ギャラクシー・オブ・テラー/恐怖の惑星」Galaxy of Terror(1981年)
主演 エドワード・アルバート 
監督 ブルース・D・クラーク 
日本では劇場未公開であったが、あの当時はSF映画を扱った雑誌で紹介されていて、存在自体は知ってた。大昔にレンタルで拝見した事があるような気もするが未見。
スカパーの録画で鑑賞。
消息を絶った宇宙船を追って調査団を乗せた宇宙船が謎の惑星に降り立つと、乗員が次々と謎の死を遂げる。
プロットからしてあの「エイリアン」1作目そのもの。81年だから大いに影響あっての作品。
製作があのB級映画の帝王ロジャー・コーマンで懐かしいニューワールドピクチャーズの作品だ。この頃は面白いB級映画をたくさん作ってた。
それと、あのジェームズ・キャメロンが美術と第二班監督で参加してる。まだ「ターミネーター」で有名になる前の下積みの頃だ。
展開的にはエイリアンぽいが、後半は違う。
主人公たちの恐怖感が実体化して襲ってくる。この設定、思い出せないが他にあったはず。
もちろんモンスターも色々出て来るが、あんまりそれ程活躍しないから少々物足りない。
蛆虫が巨大化して女性隊員を襲うシーンがあるが、食うのではなく何故か服を脱がして全裸の彼女を粘液まみれにする趣味全開シーンが印象に残る。
B級SF映画として観たら、まぁそれなりに楽しめる感じはする。
特撮が、まだCGがない頃だから、宇宙船発進のミニチュア特撮が味わいがあっていい。
キャストの中に「エルム街の悪夢」の殺人鬼フレディことロバート・イングランドが出ていた。

2/18(木)
「ワイルド・レース」Trading Paint(2019年)
主演 ジョン・トラボルタ 
監督 カールサン・カーデル 
つい最近の作品だが、日本ではミニシアター系の公開であまり話題にならずで私は未見。
アマゾンプライムで鑑賞。
選んだのも、勿論あのトラボルタが主演だからだ。
トラボルタは好きやね。初めて観たのが劇場で「ミッドナイト・クロス」だった。
フィーバーで時の人となってから年を重ね、落ち目からタランティーノ作品で復活したり、悪役で新境地を開いたり、この人の役者人生も浮き沈みが色々あった。
そのトラボルタが伝説の名レーサー役で、今は引退して息子がチームの後を継いでいたが、「こんな車で優勝できるかよ!」とよりによって敵ライバルチームに移籍してしまうが…
レースシーンはそれなりに見せるのだが、それはそれでそれなりで、
トラボルタ親父と息子の親子ドラマである。
話の展開的には今までよくあった親子の断絶から再生と、その手のドラマのお手本みたいな内容だけど…
でもね、どこか嫌いになれない。私的には好きである。
トラボルタ自身は長男を早くに亡くしている。
そんな想いがあっての主演のように思った。
ラスト、息子が優勝したシーンで観てる方よりトラボルタの表情がウルッとしてるように見えた。
本作ではトラボルタ演じる親父は妻を事故死させてる設定だったが、この映画の後の去年に妻を亡くしている。
役者人生で浮き沈みあったトラボルタだが、実生活も大変だったようで…
そういう背景を知って拝見すると、どこか役者トラボルタの悲哀を感じる作品でもあった。

次回も3本レビューします。
4 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年02月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28