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2021年02月15日22:03

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自宅で観た映画(フォレスト・ガンプ/一期一会、侵入する男、テイクバック)

日曜は除いて1日に1本映画を観るこの日記。
劇場で観たいと思う新作が来ない今だからこそ、
実は今まで未見だった作品を拝見できる良い機会だと思ってる。
そんな作品も含めた3本を今回もレビュー。

2/12(金)
「フォレスト・ガンプ/一期一会」Forrest Gump(1995年)
主演 トム・ハンクス 
監督 ロバート・ゼメキス 
このレビュー日記は私の好みのせいかSFホラーアクションサスペンスばかりのような気もするが、時にはドラマな作品を。
映画に興味あるなら誰もが知ってる名作である。
監督も主演も他作品ではよく拝見してるのだが、実は意外と本作は未見だった。
何故だったのか?私の食わず嫌いだったのか?
95年のこの頃は劇場で観る本数が本当に少なかったのもあるが。
アマゾンプライムで鑑賞。
フォレスト・ガンプという知能指数が低い男が、その奥に秘めた特技?で周りを影響させる波乱万丈の人生を描いた内容。と言っていいのだろうか?
主人公はいわゆる知的障害者である。
でも走る事は人一倍早いし、卓球が得意だったり、並外れた能力を発揮する。
そういう人って、実際にいるとは聞く。
劇中見てる感じは「ちょっと変わった人」な感じで、そんなに知的障害とは感じない。
実際に会っても普通に対話出来そうだし。
展開はテンポ良く次々と進むし、各エピソードもゼメキス監督らしくユーモアもあって色々と面白かった
ガンプを通じて描くアメリカの歴史や文化も見れて興味深い。
全編流れるその時代の曲がまたいい。
個人的に思ったのは「人間の人生とは何たるか?」
最近は「不要不急は悪だ」という風潮があるようだが、
人間の人生こそ不要不急なのだ。
ガンプは何故走り続けるのか?
走りたいから走る。それなんだ。それを否定すれば人間である存在意義は無くなる。
ラスト、ガンプの息子がスクールバスに乗るシーンで終わる。
冒頭のガンプの少年時代と被るシーンだが、またこの子の人生の始まりを告げるスタートでもあるラストだった。
公開当時の若い時に観るより、今になって観た方が正解だったかもしれない作品だった。

2/13(土)
「侵入する男」The Intruder(2019年)
主演  デニス・クエイド マイケル・イーリー ミーガン・グッド 
監督 デオン・テイラー 
つい最近の作品だが日本では劇場未公開で未見であった。
スカパーの録画で鑑賞。
都会から人気の無い郊外に引っ越した夫婦。元は家の主人で妻に先立たれ子供も独立して独り身だという男に家を譲り受ける。
しかし、引っ越して夫婦生活を送る2人の前に、その男が毎日のように家に訪れ、家の世話をあれやこれやと世話をするのだが… 
よくサスペンス物にある家に部外者が侵入して怖い目にある話だが、今回は部外者が元家の持ち主という新たな設定であろう。
当然、夫婦に執拗に迫る男の正体はとんでもないサイコ男だった訳だが…
よくある最初は凄く親切なんだけど次第に化けの皮が剝がされ本性を現す。
夫の方は早くから不審に気付くのだけど、この妻がラスト近くになってもいまだに良い人と思い込んでるのはあまりにも人が良すぎるんでは?
その男が毎日家に訪れられるのは何故かと思えば…これは驚いたね!
かなり昔にテレビの洋画劇場で何度も観た「のぞき魔! バッド・ロナルド/十代の異常な欲望」を思い出した。設定がそれに似てる。
そこだけを除けば、話も展開も今まで散々あったこの手のサスペンス物定番の内容なんで
大方は先が読めてしまう。作品的には平凡に感じてしまった。
ただ、サイコ男を演じるデニス・クエイドの異常演技は凄くて、これは見応えがあったのが大きな救い。
鏡の前で作り笑いの練習をしてるデニスの怖い事。
それもあって私的には最後までそれなりには楽しめた方。

2/15(月)
「テイクバック」Daughter of the Wolf(2019年)
主演 ジーナ・カラーノ 
監督 デビッド・ハックル 
先週に観た「エージェントマロリー」が良かったから、ジーナ・カラーノ主演のアクション映画は他にないのか?
と探すと、スカパーで録りだめした中にあったので鑑賞。
ジーナ・カラーノ演じる元軍人の母親が、誘拐された息子を救出するために犯人グループを追う。
といったあらすじを見ると「96時間」みたいな敵を次々と倒す無双アクション?
と期待したのだが内容は全く違った。
雪山が舞台で、ひとすら犯人グループと主人公の追う追われるのサバイバル劇。
正直、格闘家ジーナ・カラーノのアクションを期待して観ると、肩透かしを食らう。
格闘するシーンは殆どない(敵の女とやり合うと思えば肩透かし食らうし)
それを抜きにして雪山サバイバル物としても凄く退屈。
犯人グループの1人が子供の頃にボスに誘拐され息子の様に育てられたクズ野郎だが、
ボスへの復讐のために主人公に味方するくだりは、内容的にそれほどでもないし。
途中で狼の襲撃に遭うが、そこも「THE GREY 凍える太陽」みたいに見せてくれたらいいがそれ程でもない。
どうせならディカプリオの「レヴェナント 蘇えりし者」みたいに、ジーナ・カラーノが熊と格闘するなどすればいいのだが…
登場人物も少なくて低予算のB級映画ではあるが、もうちょっと面白くできなかったのか?
ちなみに犯人グループのボスにリチャード・ドレイファス(ジョーズ、未知との遭遇、張り込み等の)が演じていて、名優だけに雰囲気はあったのだが…
まぁ、ジーナ・カラーノの無駄遣い映画だった。

次も3本レビューします。
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