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2021年02月07日22:44

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知的な生活をしたいんだよ

部屋の本棚を整理する。100冊くらいの本を段ボールに詰めて図書館に寄贈。本棚が大分すっきりした。

図書館からハリー・ポッター第1巻の「賢者の石」の洋書を借りてきて、日本語訳と突き合わせながらじっくりと読んでいるところ。洋書を読むなんて学生の頃にちょっとかじってすぐに挫折して以来だから、かれこれ30年ぶりくらいか。でもハリポタは基本子供向けの本だから英語も平易なんだよね。意外と読みやすい。

もう今の子どもにとってはハリポタも古典と化しつつあるようで、むしろお母さんたちの世代の本になるんだね。この間BOOK OFFで見かけたらハードカバーの本が200円で売っていたし(安い)、こんな面白い本なんだから是非お子さんと読めばいいのに、なんて職場のパートのお姉さま方に言ってみたけれど、「うちの子はマンガばっかりで」とか「映画で見ちゃってるから」とかものすごく薄〜い反応だった。世界で何億人の子どもが待ち焦がれて読んだ本なんだから、読めば面白いのに決まってるのに、もったいない話だよね。人に何かを薦めるっていうのは本当に難しい。もっとも僕だって「鬼滅の刃」に関わるつもりは当分ないし(笑)。

50過ぎた頃、仕事がらみで資格を取るための勉強なんかするのはもういいや、これからは自分の時間は自分の為だけに使おうって決めて、狩猟の免許を取ったり(狩猟自体は一度もやらずに終ってしまった)、釣りを始めたり、数学の勉強をし直してみたり(とりあえずサインコサインタンジェントの意味は分かった)、これも最近だけど「コードのカラクリ」という本を買ってきて電気ピアノの鍵盤をポツポツと押さえてみたりしている。そういうのって結構地味に楽しい。

自分には才能ってモノがないっていうのはとっくにわかっているし、それどころか僕の頭上には目に見えない天井みたいなものがず〜んと存在していて、ある程度のところまではすんなりいけるんだけど、その先には絶対進むことができないっていうのがどうやら決まりみたいだっていうのが嫌になるほどわかってしまったので、まあそれならそれで色々と気の向くままに食い散らかしていればいいじゃんと思うわけだ。

まあ分相応な知的な生活って奴を気楽にやってますよ。

今週の映画は「TENET テネット」(監督:クリストファー・ノーラン/出演:ョン・デビッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ)を観ました。「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というミッションを課せられた主人公が、第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。

現在、もっとも信頼できる映画監督クリストファー・ノーランの作品なので、映像等凄いことは確かなのだが、僕的には難しすぎてギブアップ。タイムトラベルものは考えれば考えるほど矛盾だらけになってしまうのは幾多の作品でわかってはいたけれど、ここまで突き詰められるともう私の頭ではついていけません。2度、3度と見直せば納得もいくのはわかっているけれど、何度も見返す気にはなれないな。

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