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2021年02月07日12:32

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12月、1月の読書日記

 母は結局入院したが、一人暮らしをしていたとは思えないほど脳が劣化した。コロナのせいで出歩かずにいたことで徐々に変になっていたのかもしれないが。入院直前は介護認定調査に来た方にも、「よくここまで頑張りましたね。けどこれ以上はご家族では無理です」と言われた。内科的には落ち着いたらしいので、後方病院に転院するらしいが、面会も電話もダメというので、脳みそが心配だ。パソコンにつなげる加湿器を購入。ちょっと癒される感じ。ルームウエアも合わせて購入したがこれがびっくりするくらい暖かい。
 では、読書日記。図書館編から
◯また明日 (幻冬舎) 群 ようこ 著:平凡なサラリーマン家庭に育った、ヤヨイ。いいところのお嬢様、ユリコ。体が大きく、心も広く優しい、マスコ。お調子者でおっちょこちょいな大工の息子、カツオ。ヤヨイの隣家の息子、タカオ。同じ小学校で学んだ5人は、大人になりそれぞれの道を歩んで一度はバラバラになったが、還暦近くなって再会した。だいたい年代が同じだから、エピソードがそれぞれあるある。恵まれた資質や家系の人が必ずしも理想的な幸せ人生を送ることはないよね、という当たり前の話だが、とても面白かった。
◯帝都争乱 サーベル警視庁(2) (角川春樹事務所) 今野敏著:明治38年8月30日。『時事新報』の号外で、それまでの日露戦争勝利の喜びが消え去り、世間に失望と怒りが広がっていった。警視庁第一部第一課・葦名警部と四人の巡査たちは、赤坂榎坂にある桂首相の妾宅の警備を担当していた。「講和問題国民大会」が日比谷公園で開かれ日比谷焼打事件が怒ったり紛糾する中、伯爵の孫で探偵の西小路が妾宅で死体を発見。という話であるが、う〜ん、どうかな、あまり面白くなかったのは、結局、大物の助けで一件落着してしまう感じ、だっったからかな。
で、購入した本 は
●パーフェクト・クオーツ 北の水晶&碧き鮫(小学館文庫)五條瑛著:北朝鮮の大物スパイの死が、最近起こった北朝鮮の指導者の血縁の暗殺とどうつながってゆくのか。葉山は、元スパイから届いたテープを元に、彼を亡命させる手立てを考える。大きな仕事の予感にワクワク?する葉山。これと裏表になるように坂本冬樹は北朝鮮で情報漏洩事件の捜査に当たる。伝説のスパイと言われた、葉山の実母らしい人や実父の話もチラリと出てくる。
●スパイに死を県警外事課クルス機関(宝島社文庫)柏木伸介著:“スパイに死を”と書かれたカードが挟まれたロシアと中国のスパイが立て続けに殺害された。一方、これらの殺しから派生して、横浜中華街で中国人少年がロシア人貿易商を刺殺する事件が発生。独断専行の一匹狼で“クルス機関”の異名をとる神奈川県警外事課の来栖惟臣は、事態の沈静化を図るべく各国のスパイや情報提供者に接触する。事態を沈静化しようとしているのか?と思うくらいのクルス。シリーズの3つ目だが、購入し放置していた分も合わせて読んだよ。そしてスパイものといえば五條瑛さんの「スリーアゲーツ」を読み直したよ。魑魅魍魎の世界。
 買ったものはいくつかあるけど、なんだかんだでまだ読んでないふらふら
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