初めての榛名山

神社参りに行きたいな。
メンテナンスした愛車のシェイクダウンをしたいな。
折角休み取れたのだから普段いかないところにドライブ行きたいな。
そんな欲望の末。
首都高と関越道を経由して、行ってきました初めての榛名山。
と言っても今回の目的は榛名神社と峠道のドライブのみ。
なので道中に点在する観光スポットには目もくれず伊香保ICを降りてからまっすぐ榛名山に直行です。
そもそも伊香保インターを降りたのがAM７：００前。当然どこも店なんて開けてません。
・・・麓のローソンの駐車場で朝ごはん休憩と称してソイジョイ食ってたけど。

伊香保ICから榛名山までの印象は町全体はのどかだなと思ったのだけど、全体的に勾配の着いた道路で構成されているから生活するにしてもパワーのない車では苦しいだろうなと感じた。
勾配の急なところは登坂車線が設置されているくらいだし。
特に伊香保温泉や榛名湖近辺の観光施設に勤めてる人はそうだろうね。それでなくても生活に車が必須な地域だなと感じた。
後、流石観光地らしくガソリンスタンドが道中にそこそこ点在していたのは安心ポイントだったかな。
上に上がるほど観光地らしくなってきて、木々の間から覗く渋川スカイランドパークの観覧車に「こんなところに遊園地」と思ってしまったり、伊香保おもちゃ人形博物館の案内看板を見ながら「温泉街から離れたところにあるんだな」と感じたり。
サイドガラス越しに見た伊香保温泉の石階段もテレビや雑誌で見たまんまでした。
早朝なので人いなかったけど。

温泉郷を抜ければ待っているのはイニシャルDで有名な榛名山のパノラマライン。
それこそいろんなゲームに収録されている道路だからコースレイアウトも頭にばっちり入っている。
いざ、元気よくヒルクライムと行きましょう！！
と、アクセルを踏んだわけですが、そこは軽ターボと言えお買い物車。榛名山の昇り勾配にパワーが付いてこない・・・。アクセル開度５０〜６０％でどっこいしょといった感じ。
路面は雪は残っていなかったけど滑り止めの砂とアイスバーンが朝日で光って判別しずらいと来た。
自然と自身の車のポテンシャル不足が結果的に安全対策になった感じですね。
道路にほどこれた速度抑制用の凹凸なんかより効果覿面です。
実際に榛名山を走った印象としては観光道路なだけあり思っていたより勾配が緩く、道幅も広い。個人的には走りやすい道路でした。
後は路面さえ凍ってなければ・・・。

峠を登り切り、有名な待避所に着いたので記念にパシャリ。

道の反対側には渋川市が設置したイニシャルDデザインのマンホールとほかの設置場所案内看板。

これが聖地巡礼というやつなのか。

記念撮影も終え、もう一つの目的である天神峠と榛名神社に向かうためメロディーラインを抜け榛名湖へ。

見事にカッチコチだったので写真撮っちゃいました。
だよなー。外気温マイナス4度だもんなー。
なんて考えながら天神峠への分岐に到着。
始めが登り勾配だったので一瞬間違ったかなと思ったのだけど、その先には
パノラマライン以上の勾配の下り坂がちゃんと待ってました。
全体的に日当たりが良く除雪もされていた為ドライコンデションの路面が多かったのだけど、日の当たらない場所はアイスバーンが張ってたね。
こちらも道幅は広いもののカーブの間隔や角度はこちらの方が深く、方や岩肌方や榛名川を望む絶壁とワイルドで走りごたえのある道路。
こちらは正真正銘初めての道路なのでレイアウトも分からなければ、道路・路面状況も不明。なので確認の意味も込めて安全運転で行きました。
途中で舗装工事の為片側潰している所がありました。
神社の帰りは当然ヒルクライム。
勾配にパワーが付いてこずひぃひぃ行ったのは言うまでもありません。
でも俺、こっちの峠道の方好きかも。

この天神峠の途中には男根岩というその名の通りの形をした岩があり、それも観光スポットになっているのだけど・・・。
車を走らせるのが楽しくて一瞥で済ませた観光客って私くらいだよね、多分。
そんなこんなで榛名山を堪能した私でしたが、本当にラッキーなことに終始ほかの車と出会う事も、参拝客などに出会うことなく本当に独り占めな状態で楽しむことが出来ました。
やっとであった車も温泉郷の手前でトラックとすれ違ったくらい。
平日の朝とは言えあるんだねこんなこと。

で、このあと途中でガソリンを入れて向かった赤城山でもっとひぃひぃ言う羽目になった訳です。

こんな感じで本当に峠のドライブと神社参りしかせず帰ってきた私ですが、この日はまさかの落ちが付くことに。
家に帰り一息ついた私ですが、思いがけない雪道走行で車が汚くなっていたので近所の洗車場へ。
この間ブレーキの整備をやった時に下回りが汚れていたのも気になってたのでスチームを当ててしっかり洗い、ボディも手洗いでこまめに洗浄。
吹き上げ場でボディコートもかけてこれで綺麗になったなーと思っていたら、近くでドアのふちの吹き上げをしていたCH-Rからなんとm.o.v.e.の「Dive Into Stream」が流れて来たではないか。しかもご丁寧かつタイミングよくイントロから。
エンディング流れちゃったよ、と思わず苦笑い。
まさにイニシャルDまみれな1日でしたとさ。

こんな日もあるんだね、ほんと。