世界にゆがみをもたらす平等と言う名の圧力

■森会長「不適切」署名広がる＝発言に批判やまず
(時事通信社 - 02月05日 19:30)
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「やあ行き倒れだよ。日本も変な国になってきたものだ。森さんから直接被害受けたわけでもあるまいに署名活動まで始まるとは思わんかった」



「男女平等は世界の流れですよ」



「テレビの見過ぎ、マスコミに洗脳されすぎ、何にも考えずに世界の流れに乗りすぎ」



「そうだぞつぼみん。男と女は体のつくりがそもそも違う、脳の作りも違う。考え方も違う。性欲の方向性も違う。それ以前に人それぞれ違う。見て見ろ私はチビなちんちくりんだぞ」



「自虐ネタまで入れて登場ですかい」



「おうよ。最近変だぞどこもかしこもこの国もよぉ」



「そっか。えりかさんは国語がいくぶん苦手な分、逆に世の中の動きを冷静に見ることが出来たんやな。で、つぼみんは国語とか得意だから一見だけ見ると正しく聞こえる言葉をガンガン飲み込んでいってしまったと」



「あ゛？」



「ダメだこりゃ」



「つぼみんよぉ、まあ冷静になって考えてみい」



「えりかさんがまさか男性側の肩を持つようになるとは思いませんでしたよ」



「つぼみ、マジで目を覚ませ。平等ってのは聞こえはいいが、その人が今まで生きてきた中で経験して考えるようになったことや、地域や国がどうしてそのような風習やシステムを作っていったのか、それを長年使い続けてるのはなぜなのかとか、そういったものを全否定して正しいと思っている同じ色に有無を言わさずに染めることと同義だぞ」



「ＩＱ異様に上がったなえりかさん」



「伊達に深夜アニメオタしてねーよ」



「なるほど。そりゃ上がるわな」



「わたしはちんちくりんだからね、身長差ってのは日常はどうにもなんねえ。高いところにあるもの取れと言われても身長の高い奴より苦労して取らなきゃなんねえ。昔は背の高い人が私の様子を見てすぐに気が付きそれを取ってくれたりして、私もあとでなんらかの形で手伝ったりとかしたもんだが、今は道具使って１人で取れと言われたりするわけよ。正論ではあるが、もちつもたれずの精神はどこへ行った」



「う゛・・まあ力仕事は男がするものとか私も思ったりしますが、それは・・」



「この森ってのはバカだとは思うけどよ、８４年生きてるわけよ。８４年生きてるうちにいろんな女性のことも見たろうさ。そのうえでこう思うようになったんじゃそう考えは変わらんだろうし、その過去の女性達が彼の中に悪いイメージ作ったってことじゃん？」



「う゛、そうかもしれないけど・・」



「平等って楽なんだよ。物事の視野広く見なくて良いし管理も楽になる。相手の事情やその地域、国の特色や成り立ち、事情とか一切考慮せずに押し付けりゃ良い。これが世界中でいろんな形で〇〇平等運動って名目で蔓延して、歪みを生じさせている。そりゃ軋轢が各地で起きるし、紛争も内戦も起きるわけだ」

・平等は魔法の言葉


「例えば会社の皆勤手当て。これは会社を遅刻、欠勤せずにその月を過ごしたものに贈られる追加ボーナスのようなものだね」



「そうですね。会社から褒められるようでうれしいですね」



「でもそんな順調にはなかなか行かない。大雪や地震などの災害があったり、電車の遅延などでどうしても遅刻せずに出勤することが出来ない人も出るよね」



「バスなんかわりと遅れるもんな！」



「だよねー」



「確かに人によって交通事情とかありますよね。そういう不公平な部分はどのように解決するんですかー？」



「不公平感を生み出さないために、平等にするために皆勤手当てをやめるのさ！（ピカー）」



「・・はい？」



「うちの会社で実際に起きた現実さ。こんな簡単なことで毎月６０００円がパァになったのさ。もう３年以上前かなぁ。これが平等と言うことです。目、覚めました？」



「はい・・」

・平等とはもちつもたれずと言うシステムを放棄すること


「男と女で根本的に違うのもあるけど、人それぞれ体格差もあるし、仕事の能力差もある。それをお互い補い合うのが「もちつもたれず」だ。お互いを助け合う、譲り合う。それでも軋轢は生じる」



「私はロボットでも１３センチと小さいので人に手伝ってもらわないと出来ないことも多いです」



「君らは君らで機能凄いけどな。まあ、仕事の世界で言えば仕事が出来る人は高評価、仕事があまり出来ない人はそれなりの評価になり、給料差も出る。頑張ってはいるけどそれでもあまり出来ない人は出来る人に少なからず手伝ってもらったりもしているわけで、出来る人は出来ない人の分の仕事もしつつ、自分の仕事もすることになる。でも出来る人はその分評価され、高い給料がもらえる。あまり出来ない人は給料はそれなりしかもらえないが、働き続けることは出来る。会社の方もまあ安く働いてもらっているからいいかとなる。結果的に失業者も少なくなる。これが公平な社会。これが昔の日本で、普通の人はこれがわかっているんだが・・」



「バカどもが給与水準上げろ！同じ働いているんだから平等にしろ！と叫び始めてそれに従ったらどうなると思いますかー？」



「給料が底上げされる分、それなりの結果しか出してはいないけど安く働いてもらってるからとお目こぼしされていた人達も高い水準の結果を出すよう求められるようになる。私出来ない子だからわかる」



「私も低い評価しかされてない方だからな、わかる」



「出来る側の人は仕事出来ない人と自分と評価が同じなのか。私の方が仕事出来るのに出来ない人も同じ給料がもらえるの不公平じゃない？と闇の部分を持つと」



「それどころか不公平感生まれないように給料の差も変わらないとなると、出来る側はやってられっかになるよなぁ」



「会社からすれば今まではそれなりしか仕事出来ない人でも安く雇えていたけど、底上げされた分だけ経費がかさむようになり、より結果を出してもらわないと経営し続けられなくなるので、辞めてもらう方針になると」



「失業者が増えるね」



「なんでちょっと考えれば子供でもわかるようなことを大人達は繰り返すの？」



「日常を壊された人と言うのは本能的に悪人探しをしてしまうのさ・・」



「つまり、平等を推し進めると不幸になっていくと」



「非寛容的な世界になっていくね。実はいじめさえなければ不平等でもぜんぜんかまわなかったんだよ。でもいじめはなくせない。いじめをなくすには平等にすればいいと言う安易な考え方をした人達が増えた結果、世界中がおかしなことになっていったと」



「平等を訴えている人達は自分達は正しいと思っているから過ちをしているとは認めないってわけかぁ。地獄だねそれは」



「みんなで仲良く地獄の世界楽しむかい？それとも我にかえって立ち止まるかい。それを考えるのは自由だぞ。今のうちはな」