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2021年02月04日22:31

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自宅で観た映画(地獄のバスターズ、ファイナル・デッドコースター、ブルージーン・コップ)

1日1本観てレビューするこの日記。
選ぶ作品での条件は、月から木は上映時間が2時間以内。
1時間半くらいが望ましい。
金と土は次の日が休みだから長めの作品を。
必ずしもそうとは限りませんが、そんな傾向になってるようで。
という事で、3本レビュー行ってみよう!

2/2(火)
「地獄のバスターズ」Quel Maledetto Treno Blindato(1978年)
主演 ボー・スヴェンソン 
監督 エンツォ・G・カステラッリ 
日本では劇場未公開であるがテレビで放送したことのある戦争アクション。
昔は昼間や深夜に放送される洋画はよく観たものだが、これは多分未見だと思う。
DVDで鑑賞。
タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」はこの作品から着想を得て作ったとの事。
本編を見る限りは「イングロリアス・バスターズ」とは全く内容は違う。
こちらの方が純粋に戦闘シーンがこれでもかと全編に炸裂する痛快娯楽戦争アクションである。
イタリアの作品でいわゆるマカロニ戦争アクション。
5人の脱走兵がレジスタンスと関わった事で、ドイツ軍の列車内のロケットを強奪するミッションを描いた内容。
まぁ、全編殆ど銃撃戦に爆破などアクション盛りだくさんで、理屈抜きで楽しめる。
5人の脱走兵も個性的な連中でそういった点でも楽しいが、容赦なくその面々も戦死していく。
クライマックスは列車を舞台にしたアクションで、これまた面白い。
その列車が脱線して駅に突っ込むシ−ンは一部ミニチュア特撮で、前回に観た「ナバロンの嵐」のような手の凝ったものでなく、どこかウルトラマンなどの昭和の特撮ヒーロー物のような特撮なのがご愛敬(笑)
主演のボー・スヴェンソンは、この手のB級アクションでよく見る役者で、そういえば去年にアマゾンプライムで観た角川映画の「復活の日」に出ていて印象に残る良い役どころだった。
こういう豪快で楽しめるB級アクションは好きであります。

2/3(水)
「ファイナル・デッドコースター」Final Destination 3(2006年)
主演 メアリー・エリザベス・ウィンステッド 
監督 ジェームズ・ウォン 
「ファイナル・デスティネーション」から続く全5作のシリーズ。
存在は知ってたが今まで1本も観た事が無かった。
何だろうね、どこか胡散臭さを感じたのか?かもしれないがどこか敬遠してた。
アマゾンプライムでこれが見放題であったので「一度観てみようか」と思い鑑賞。
シリーズでは3作目であるが、前作未見でも全く支障は無かった。
それもそのはずで多分、毎回登場キャラは全員死亡してるからなのか。
ジェットコースタ―に乗って出発直前に、コースターが脱線する未来を見てしまった主人公。結局予言通りにコースターは大惨事。
主人公を含め乗れなかった数名が、たまたまの偶然の偶然過ぎる成り行きで次々と事故死する。
これ見てて思ったんだけど、悪魔とかの呪いなのか?心霊ものなのか?
何なんでしょうか?
主人公は予知能力を持つ超能力者なのか?
展開も約束されたように次々と死んで遂に主人公も?
といった展開なんだが、その内容も負けが分かってる消化試合のようで面白味が無い。
せめて、最後に主人公が「実は私はコースターに乗る以前にすでに死んでいた」といったオチとか、実は主人公は死神だったとか、何か捻って見ろよ…
このシリーズって、5作も作られるくらいだから、その内容が受けてヒットしたわけだが、正直私にはこの良さは理解できなかった。
私はホラー大好きだが、これは見かけはホラーであってホラーではない。
確かにホラーは日常の不条理な恐怖を描くもんだが、最初から最後まで約束されたような予定調和な内容なんて逆に怖くない。ただグロイだけ。
主役のメアリー・エリザベス・ウィンステッド(最近はハーレイ・クインやジェミニマンに出てる)はこの頃はまだ若くて初々しい可愛さがあったのは良かった♪

2/4(木)
「ブルージーン・コップ」Death Warrant(1990年)
主演 ジャン=クロード・ヴァン・ダム 
監督 デラン・サラフィン 
ご存じ、回し蹴りが魅力のヴァンダム主演のアクション。
ヴァンダム初期の作品なんで若い!
これは昔、テレビの洋画劇場で拝見した事はあるが長い間観てなくて、大筋は知っていてもあんまり細かいところは覚えてなかった。
何十年ぶりかにスカパーの録画で鑑賞。
連続殺人が起こる刑務所にヴァンダム演じる刑事が囚人に成りすまし潜入捜査するストーリー。
よくある潜入捜査物で、果たして連続殺人の真犯人というか真相は?
被害者は健康体の囚人ばかりである(感の良い人は分かるかも)
これは中盤くらいまで、いつものヴァンダムのアクション度は抑えて内容で見せようとするのはよく分かる。
結構ストーリー的にも「イイ線行ってるかも?」と思ったが、結局は冒頭でヴァンダムに逮捕される凶悪殺人犯が突如して同じ刑務所に入所してのラストバトルで締める内容。
別にそんなに悪くは無く、個人的には楽しめたけど、ストーリー展開が後半でどうでもいい感じなったのが惜しい。
いつもにしては内容に合わせてアクション度は控えめなヴァンダムアクションも、もっと見たかったなぁとも思った。
あのキレのある得意の回し蹴りは見ててスカッとする。
それだけにもっとヴァンダムにはもっと暴れて欲しかったが、クライマックスはこれでもかと見せてはくれる。
この作品の脚本がなんと「ダークナイト」3部作などアメコミヒーロー映画を多く手掛けてるデヴィッド・S・ゴイヤーだったとは。
この本作が脚本デビュー。途中までスト−リー展開が割と良かったのは納得だったが、後半が粗削りになったのがね。
本編のラスボスである凶悪犯がしぶとくて中々死なない人間離れした敵だったのは、脚本がゴイヤーだからアメコミのヴィラン的なものを狙っていたのか?
また、ヴァンダムの作品は他にも色々と過去の作品を再見したり、未見の作品も観ようかと思う。

次回も3本レビューします。
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