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2021年01月29日03:24

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天使たちの挑戦


私、私たちは、
生まれてくる前に、
神様から離れることで、
この世界を楽しんでみよう!
って決めました。

この世界の中心の、
本元の神様と、意識がくっ着いていると、
過去も未来も現在も、
全てが分かってしまい、
あらゆるものが自分自身だということが、
見通せてしまいます。

そんな世界には
どこにも新鮮なものがありません。
何もかもを知っていて、
分かり切ったつまらない世界です。

それで、
私、私たちは、
あえて、神様から離れて、
冒険の旅に出ることにしました。

私、私たちは、今、
冒険の旅路の途上に居るのです。


神様の記憶を持っていると、
この世界に、新鮮さを感じることができないので、
産まれて、死んでいく。
というサイクルを創りました。

そして、
生まれると同時に、
自分が持っていた
神様の記憶を忘れることにしました。

神様の記憶を失うことで、
あらゆるものが新鮮に映り、
あらゆるものに、感動できました。



人は、神様の記憶を失うことで、
自分が何者なのか、
分からなくなりました。
神様の記憶を失うことで、
孤独になりました。

でも、
この世界ができた最初の頃は、
「怖い」という感覚はありませんでした。

この世界に生を受けた者たちは、
自分が何者なのかの記憶はありませんでしたが、
それぞれの好奇心で突っ走り、
すぐに命を終わらせてしまうので、
その命は短いものでした。

それでは、あまりに人生が短すぎて、
ほとんど形を成すことができません。

そこで、
神様は考えました。
神から離れ、
生まれ出たものが、
命を長らえさせたい。
そう思う様にしよう。と、

それで、生み出された感情が
「怖れ」でした。
少しでも、命を長らえるよう。
「死」を怖い!
と思うように仕込んだのです。

命が危うくなると、
「怖い!」という感情が湧くようにしたのです。

命は、「死」を「怖い!」と思うことで、
少しでも生きながらえようとしてくれました。


それによるオマケの効果がありました。
それは、「楽しい」という感情が、
生まれたことです。

「楽しい」という感情は、
それまでないものでした。
ところが、「怖い!」という感情が生まれることで、
「怖い!」に至る前の感情も生じました。
それが「楽しい!」という感情でした。

ちょっと、怖さを感じるけれど、
命を危険に晒すほどではなく、
身の安全は保たれているけれど、
少しだけ怖さも感じる。
その感情が生まれたのです。
それは、わくわく、ドキドキする感情です。

わくわく、ドキドキは、
「怖い!」という感情を抜きには
あらわれることのない感情です。

その感情に、
日本人は「楽しい」という言葉を当てました。

この感情は、
人生を味わう大切な要因になりました。


もう一つ、
自分の身守るために、
「怒り」の感情が続けて生み出されました。

怖い相手を恐れさせるため、
自分を優位に見せるため、
怖れにくっ着いて生まれた
手段として産まれた感情です。

そして、
自分に被害のないことは、
「可笑しい」という感情になりました。

笑えるのは、
自分に被害が及んでないときです。
自分に損害が現れ始めたら、
笑っていられなくなります。

「可笑しい」という感情は、
「楽しい」と感情とともに、
人生を豊かで味わいあるものにしました。

地球での人生に、
この感情を与えることで、
この地上の暮らしは、
とても冒険に満ちたものになりました。

他の星々に暮らす天使たちは、
地球で起こっていることが
とても不思議でなりません。

人々が、
責め合ったり、
戦い合ったりしています。

どうも、人々が抱く感情が
それをさせているようですが、
自分は、その感情を抱いたことがありません。

なぜ、そんな感情になり、
そんな暮らしをすることになるのか?
不思議でなりません。
なぜだか、とても興味深く見てました。

そういう感情を味わったことのない
多くの天使たちが、
その感情に興味を持って、
地球に降りてきて、
生まれ、人になりました。

そして、
地上での生活という
中毒性のとても強いゲームを
繰り返すことになりました。

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