『死とその向こう側について』
生きているのが面倒くさい、
と思っていた私は、
死ぬことが怖いとは思っていませんでした。
死ぬ直前に辛い痛みが伴う、
という事は怖いかもしれません。
しかし、生きている事が辛いなら、
いっそのこと、死んでしまえば楽になれる、
という事を思っていました。
なので、教会に行き始めた頃、
イエス・キリストを信じる信仰によって、
死を克服し、恐れる必要がなくなる、
という話を聞いても、
あまりピンときませんでした。
もともと生きているのが辛いのだから、
死んでも何の未練もないし、
死んだ向こうに何かがあるとしても、
それが大して魅力のあるものとも思えない、
という事を思っていました。
死の向こうにある希望、という事について、
今思っている事をお伝えしたいと思います。
それは、
死についての考えが整理される事で、
不要なこだわりを捨てられるようになった、
という事です。
一度きりの人生が、
死んでしまえばそれでおしまい、
と考えるのであれば、
自分の力で自分の人生を舵取りしようと、
無理な事をしてしまいます。
その結果、自分の欲や自己保身のために、
誰かを傷つけてしまいます。
一度きりの自分の人生に固執する結果、
誰かの痛みや悲しみを無視してでも、
幸せをもぎ取ろうと必死になるのです。
しかし、神様との関係を通して、
この人生が終わった後にも希望がある、
という事を確信しているのなら、
神様の目から見て良い生き方ができれば、
それ以上何が無くても幸せです。
そして、そのように考えるなら、
余計なこだわりを持つ必要がなくなり、
結果として、様々な人との関係も、
充実したものとなります。
自分が死ぬことによって、
悲しんでくれる人も沢山いると、
今は思うことが出来ます。
なので、大切な人のために、
今を精いっぱい生きたいと思いますし、
それが何より喜びだと今は思います。
死についての考え方が整理された事で、
私は恵みを得ることが出来ました。
与えられた命を大切にしたいと思います。
是非最寄りのキリスト教会にご連絡下さい。
きっと良い出会いがあります。
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