mixiユーザー(id:67305725)

2021年01月20日00:22

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幻想

20代前半というはるか昔の事
浅はかにも女性に世の中は幻想なんだと説いていた。

今いる私もあなたが私を認識しているから私だし、どんな風に見えているのか本当はわかりようがないのだ。なんて言っていた。

皆が見えている赤とか青なんて色は全部実際は違う色なのかもしれないが、同じ色をそう呼びあっているに過ぎないなんてややこしいことも言っていた。

そんな考えに傾倒したのはいろんな書物の影響もあったに違いないのだが、他者とのかかわりの不可解さに疲れ、考えるのを放棄したくなった時期だったのだろうとも自己分析してみたりする。

共同幻想などという考え方がある。

人が社会を構築する上では欠かせない考え方となるようだが、その共同幻想にもいろんなオプションがついて最近では訳が分からない。

年をとったと、ひとくくりで言ってしまえば至極簡単な結論なのだが、どうも抗いたくなるのが融通の利かない性格のなせる業だ(笑)

性別の意味が変わった。
夫婦の在り方が変化した。
望むべき幸せが見えなくなった…。

などという話やそれ以外でも多様化された文化を受け入れがたくて気持ち悪さ訴える意見が散見される。

ただの共同幻想なのだが、気持ち悪いのは慣れ親しんだものに対する愛着と、深層心理で受け入れるまでに経た苦労に対してのもったいないという気持ち故なのだそうだ(誰が言ってるんだ?)

私はひねくれものなので、人に説かれたものに疑問を投げかけたくなるだけだ。

男女平等などありえない。
しかし、男が上でも女が上でもない。ともに違う生き物だということだ。
同じ土俵で話さねばならにという考えが間違っている。
夫婦の在り方など存在しない
男と女が法的に婚姻という形態をとった事実は共通だがその間でしか真実はわからない。
望むべき幸せなど元から無い
個人の幸せはその個人でしかわからない。

どんな時代でも同じような考えは論じられ、飽きもせずに繰り返されている。

でもずっと自分の考えを打ち消されたことや、無視されたことに我慢ができずに文章にしたり、戯曲や映像や音楽にして訴える方は多く、それに共鳴して、または感動を覚えて、声高に叫んでいるような方も多い。

無視されるべき私の日記のような部類ならそれほどイライラもさせないだろうし、まさに読まないという選択が可能だが、日々眺めるTVや流れるラジオ、目にする広告で訴え続けられるとイライラして叫びたい衝動が沸き起こる。

特に気楽に流してみたいドラマで、出演者自体が好みで見ているものがそんな考え方を訴えるものだったりすると嫌悪感が走る。

わざわざ録音しておいたドラマを見ましたよ。
好きな可愛い女優さんが主役なんで
(夫役がなんで人気かさっぱりわからんが)
せっかく人気のドラマだけど、流行った夫役のやつの歌もあるけど、わたしゃドラマの根底の考え方が気持ち悪くて嫌なんだよ。
どうにかならんもんかなあ。
ほかのドラマにゃあの人出てないんでCMぐらいしか見かけんのじゃ。



まさに頭がかたくてしょうがない超個人的な感想でした。

ああ陳腐。

失礼しました。
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