『意志の力について』
日本の教育は知識偏重だと言われます。
そして、
知識を蓄えることよりも大切な事として、
意志を育てることが必要だ、
という話を、聞いたことがあります。
知恵や知識が自分のものとなるためには、
感情が動かされる、という事が必要です。
感情を体験するために、
私たちは体を動かして何か行動する、
という事が必要となります。
そして、行動するためには意志が必要です。
なので、知識を蓄えるよりも必要なのは、
意志の力であり、
意志をもって行動した先に、
様々な感情を体験し、
それが確実な知恵や知識となるのです。
好きな事や楽しい事については、
私たちは自然と意志が働きます。
意志をもって続けたことが習慣化され、
その習慣によって作られたものが、
誰かの助けとなり、
誰かと一緒に喜び合えるのだとしたら、
とても素敵な事だと思います。
ところで、意志をもって臨んでも、
挫折しやすい事のひとつとして、
読書というものがあります。
そして、読みたいと思う本が、
分厚いとか、馴染みのない表現が多い、
という事であれば、
なかなか読む気になれません。
そういう意味で、聖書という書物は、
読み解くために相当意志の力が必要、
というイメージがあるかもしれません。
しかし、不思議な事に、
かなり意志の弱い人間だったはずの私が、
ほぼ毎日聖書を読むという習慣を、
身に着けることが出来ました。
教会の礼拝を通して聞いた、
聖書のことばを通して、また、
クリスチャン同士の交わりを通して、
沢山の励ましを受け取ることが出来、
それが私に行動を起こさせ、
何かを続けたいと思わせる力となりました。
その結果、
たくさんの人との出会いが与えられ、
自分なりに見聞を広め、
充実した生活を送ることが出来ています。
ただただ、神様と、
出会った人たちに感謝するばかりです。
知識偏重の教育に傷つけられたと思うなら、
教会の礼拝に出席する事は、
意志を育て、本当の知識を得るために、
とても有益です。
是非最寄りのキリスト教会にご連絡下さい。
きっと良い出会いがあります。
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