大晦日です。
昨年の大晦日は自宅で療養していた老母が緊急入院となり、いつ年を越したのかも気付かずに過ぎました。
ことしは少しは落ち着いて、アメ横などぶらついています。
人出が少ない少ないと、テレビが言うほどでもなく。かといって、全く人にぶつからずに歩けるというのは例年の大晦日と比べればやはり人出が少ないことには変わりなく、吉池でカニを見てガード下でマグロを買って、二木の菓子で福袋を買い、摩利支天にお参りして帰ってきました。
高田馬場のモデルガンショップ「アンクル」の支店が、ガード下のマルゴー跡地にできたはずなので見たかったのですが、もう本年の営業を終えていました。
そうでしょうね。大晦日に、
「ガバメントのバレルウェイトがさぁ・・・、やっぱり六研のは違うよ」
とか、
「コクサイのピースペーカーはねぇ。実物のグリップが・・・」
なんてふざけたことを言っているのは、私くらいなものなんだろうと思います。
コロナ禍で、なにも買えずに路上で寝る人も大勢いることでしょう。今夜凍死する人もきっといることでしょう。
去年の今頃「来年はきっと良い年になりますよ」なんてふざけたことを言っていた連中は、どの面下げているんでしょうね。
今年もあと四時間です。四時間でどうやって良い年にするというのでしょう。
コロナ患者も含めて、今夜は何人が死ぬのでしょうね。
そんなことを考えながら、コオロギうどんと、タガメサイダーを買って帰りました。
これから、弟だけになった実家に行きます。
昨年は別として、それまでは大晦日に実家に行くときは、1月5日深夜に老母を連れた西日本初詣旅行から戻るまで、自分の時間は一切無いぞ。さぁ親孝行バトルの始まりだぞという決意を固め、戦争に行くような気持ちで拙宅を発ったものです。
「カニだ、カニカニ!カニ買って持ってこい!イクラもあればなお良しだ!」とわめく人がいないので、散財もせず穏やかな年越しです。
大学ラグビー選手権も自由席の発売が中止になってしまいましたし。
準決勝も決勝もですよ!
さて、
喪中につき年末年始の
祝詞を遠慮申し上げます
母石川英子が七月十五日に八十二歳で永眠いたしました。死因は昨年九月に発覚したステージ4の胃癌が転移しての転移性肝腫瘍でした。
本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに、明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。
令和二大晦日
石 川 正 人
「良いお年を」なんて無責任なことは言いません。
七十歳以下の皆様が、一人でも多く生き残って、来年の大晦日を迎えられるように願い上げます。
武漢で明け、香港で暮れた2020年でした。
どうか習近平が中華世界をぶちこわしませんように。
裏日本の方々、大雪お見舞い申し上げます。
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