冬到来

車のBGM用にジャック・ジョンソン、ジョン・メイヤー、デイブ・マシューズ・バンド、ノラ・ジョーンズなどでCDを編集して作ったり、スタン・ゲッツ、MJQ、マイルス・デイビスのマラソン・セッションなどをかけながらウイスキーをちびりちびり。村上春樹氏の新刊などを読んで心地よく過ごしている。

まあそれはいいんだけどね、先週末に亡くなった親戚のおじさんの葬式に参列したり、父親の精神科の通院に付き添ったりしたんだけど、認知症の進行がだいぶ顕著になっていたり。ちょっと油断すると欝な気分に落ち込んでしまいそうなので、そこは気を付けている。

新型コロナウィルスの第３波が来ているようで、テレビのワイドショーはまたまた不安を煽りまくっているんだけど、テレビのコメンテーターたちは、もともとこれは武漢ウィルス、中国が発祥のものですってことは、いつの間にか忘れ去ってしまっているようだ。

香港で起こっている周庭女史らの不当な収監に関してはろくに触れもしないし、今回のアメリカの大統領選挙で行われた明らかな不正選挙についても、先日の中国外相の尖閣に関する不遜な発言に関してもほとんどスルー。ワイドショーが終わればまたいつものようにクイズ、グルメ、散歩旅行の番組ばかり。テレビっていうのは、大金かけて国民をバカにするための大掛かりな道具なんだなと思う。

なんか虎ノ門ニュースの解説者たちも、中国の影に怯えて変に中国に忖度し始めたの？的な発言をし始めた感がするのは気のせいかな。軍靴の音が聞こえるじゃないけど嫌〜な感じがするよ。

今週の映画は「デッド・ドント・ダイ」（監督：ジム・ジャームッシュ/出演：ビル・マーレイ、アダム・ドライバー）を観ました。メリカの田舎町センターヴィルにある警察署に勤務するロバートソン署長とピーターソン巡査は、他愛のない住人のトラブルの対応に日々追われていた。しかし、ダイナーで起こった変死事件から事態は一変する…。

ビル・マーレイが主役でゾンビ映画と来れば「ゾンビランド」的な脱力系ゾンビ映画を期待してしまうし、「キル・ビル」的ねーちゃんまで出てくれば、最後はハチャメチャで気分もスカッとするんだろうなと思っていたのだが、なに、この中途半端な終わり方。ストーリーは完全に破たんしちゃってるし、ジム・ジャームッシュも本当に焼きが回っちゃったかな。