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2020年12月03日18:09

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「モロッコ慕情」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDでカーティス・バーンハート監督の「モロッコ慕情」を観ました。
 その後、ぶらぶらと自由が丘のTSUTAYAへ行く。

 今日も寒さが厳しかったなぁ!



 ☆「モロッコ慕情」(1951)監督 カーティス・バーンハート 出演 ハンフリー・ボガート、マルタ・トレン、リー・J・コッブ、エヴェレット・スローン、ジェラルド・モーア、ゼロ・モステル、ニック・デニス、オンスロー・スティーヴンス

 1925年、フランス占領下のダマスカス。そこはエミール・ハッサンを首領とする反乱軍が激しい抵抗運動を展開する激動の地だ。そして、一方で、密輸商人たちによるシリア人への銃の売買が行われていた。
 フランス情報部長官のフェロー大佐は密輸商人たちを集め、フランス軍への協力を強制した。その中にハリー・スミスがいた。
 また、カイロからフェローについて来ていた彼の愛人ヴィオレットは、この不安に満ちたダマスカスを早く脱け出したいと考えていた。
 そんな頃、バーの爆弾テロ事件が起こり、現場にいたヴィオレットはハリーに助けられる……。


 …いや、これ、けっこう悪くないと思うのですが、如何せん“タイトルに難あり”じゃないですか?

 「モロッコ慕情」って……、売れない演歌じゃないんですから。(笑)

 原題は“SIROCCO”、「シロッコ」とは何ぞや? シロッコとは、初夏に北アフリカから地中海を越えて南ヨーロッパに 吹く南風のこと。

 …で、舞台となるダマスカス。ダマスカスは、エジプトとメソポタミアを結ぶ交通の要衝であり、中東シリアの古代都市であります。
 “モロッコ”、ぜんぜん何処にも出てきませんッ!(笑)

 まぁ、ねぇ、ボギー主演ということで「カサブランカ」に乗っかったんでしょうが、あまりにも安易。しかも、「慕情」なんて付けるなよ。(笑)


 …で、映画なんですが、「カサブランカ」みたいなロマンス風味はあんまり無くて、ハリーとヴィオレットの仲も恋愛絡みではなく、ダマスカス脱出のためにヴィオレットがハリーを頼ったというもの。

 むしろ、ハリーとフェロー大佐との確執の方に監督の興味はあるようです。

 このフェロー大佐っつうのが女には不器用ですが、仕事に関してはなかなか男気のある行動に出たりするんですな。…リー・J・コッブ、好演しています。


 …それほど派手な映画ではないのですが、そこそこ面白かったです!
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