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2020年12月02日14:56

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劇場版 鬼滅の刃 無限列車編

劇場版 鬼滅の刃 無限列車編を観て来ました。
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私は、漫画は最終話のみジャンプで読んで、アニメは一挙放送で観たのですが、このままの人気なら第2期をやるのかな?と思い、劇場版は、TVアニメの続きと聞いたので、だったら観ておこうと。おそらく第2期前に、映画の再編集版は放送されると思うケド、折角映画として作っているしね。

結果行って良かったです。TVも絵(特に背景美術)が美しいアニメだなと思ったんですが、映画は更に絵が美しかったです。冒頭の木立のシーンで「え?!これ、実写版でしたっけ?」となりましたもん。それくらいリアルで美しい。
あと、映画館のスクリーンで観た方が奥行がある。実際、自分が本当に列車に乗っているような気分になれます。映画はロングランになると思うので、観られる人は映画館で観て下さい。

私が行った映画館は、“極音上映”というのをやっていて、鬼滅もそうだったのですが、音がリアルで良過ぎてちょっと怖かったっていう(^_^;)。列車の急ブレーキの音とか、迫真に迫り過ぎでした。

一時は、パンフレットすら完売だったそうですが、私が行った時は、パンフレットはあったので購入しました。豪華版と通常版があったので、通常版にしたのだが、3000円の豪華版には一体何が付くのかな?仮面ライダーの映画みたいにDVDが付くとか?他のグッズは流石になかったな。炭治郎のクリアファイル、ノート、各種キャラをイメージしたスマホケースくらいだったな。
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グッズコーナーに飾ってあった、おそらく映画館のスタッフさんお手製の鬼滅の飾り。煉獄さん可愛い。

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帰りに地元駅で見つけた、鬼滅の刃バージョンの桔梗屋信玄餅。信玄餅の見本とフィギュアも展示していた。もう、ありとあらゆる物とコラボしてるな鬼滅。漫画家の久保ミツロウさんが「おそらく、鬼滅グッズだけで生活出来ると思う。」と言っていたが、私もそんな気がする。
因みに信玄餅は、12月1日から発売なのに、夕方にはほぼほぼ完売していた。していた…が、何故か伊之助バージョンのみ在庫が沢山あった(^_^;)。あれか、イラストの絵が美少年バージョンじゃなくて、猪の皮バージョンだったからかなぁ?伊之助「何で俺のだけ、人気ねえんだよおおおおおおおお!!!!!」って怒るぞ…と思った。

映画の日でしたが、映画館は空いてました。座席選び放題!そして、「俺、今日で鬼滅の映画観るの5回目!」という強者のお兄さんもいた。噂には聞いてたが、列車の時刻並みの上映回数だったぞ。14時50分に始まったと思ったら、15時10分に、もう、次の鬼滅が始まってしまうという…。

※ここからちょっと映画の感想。ネタバレになる部分もあると思うので、ネタバレがNGの方は、読む際に充分気を付けて下さい。

取り敢えずの感想は「煉獄さん、煉獄さあああああ〜〜〜〜ん!!!!(泣)」です。最後の煉獄さんの場面も良かったが、私は、煉獄さんの実家の話が良かったな。お母さんバージョンも、お父さんバージョンも。元々柱にまでなった凄腕剣士のお父さんが、ああなっちゃったのも何か理由があるんでしょうね。あれかなぁ、鬼殺隊の本当の意図を知ったとか、鬼の成り立ちに何か秘密があって、それは実は鬼殺隊とも関係しててそれでガックリきてああなっちゃったとか…。煉獄さんの戦いの最後、お母さんが出て来たのも良かった。あと、EDな!あれ、ズルイは!あんなの泣く!煉獄さんの今までの人生が出て来る。まだ、凄腕剣士の頃のお父さんに剣術教えてもらったり、子供の煉獄さんがお母さんの腕に抱かれてたり、あんなの泣くは!!!
そして煉獄さんの髪の色は父親からの遺伝だった…というある意味これが1番の衝撃だった(笑)。お父さんと弟は、あの髪の色だった。お母さんは普通の黒髪。あの髪の色も何か意味があるのだろうか?善逸の金髪は、ちゃんと意味があるよね(雷に打たれてあの色になった)。

あと、炭治郎の夢での家族のシーンも泣く。「夢の世界から出たくないなぁ〜…」っていうやつ。家族は全員生きていて、禰豆子ちゃんも鬼になってなくて幸せで。炭治郎を夢から覚醒させる時の禰豆子ちゃんがとても可愛かった。頭突きで起こそうとする(笑)。

最後の最後の伊之助のド直球少年漫画な台詞。「泣いてる暇があったら、自分のなすべきことをせよ!信じてくれた人がいるのなら、その信じるに値する人間になれ!」本当に、ザ・少年ジャンプな真直ぐな台詞ではあるが、これ大事!今は少年誌は大人も読むが、少年誌は元来少年の読み物だ。こういう台詞が子供の心に届き「悲しいコトや挫折があっても泣いてるだけじゃダメだ!前向いて一生懸命努力するんだ!」と思うわけだから。
ただ、伊之助が「それでも生きていかなきゃいけねえんだ!」と言った時、私は筋少の歌の歌詞を思い出しちゃったケドな!「それでも生きていかざるをえない!」(ある意味、ここでの炭治郎たちは、そんな心境である)伊之助が泣きながら「修行するぞ!」と言って、それでも立てない炭治郎の頭をポカポカ殴ってるのも良かった。伊之助が泣くシーンの演出も見事だった。猪の被り物の中で伊之助が泣いてるのがちゃんと分かるの。

あと、個人的に好きなシーン。伊之助の夢が凄く馬鹿っぽくて、伊之助らしくて良かった。何だ、あの夢。オマエは小2男子か!ずっと山で野生児として過ごしてたから、ああなっちゃうんだな。でも、兎な禰豆子ちゃんは可愛かった。魘夢と戦ってる時、「俺が大将だからな!」に炭治郎が「うん、分かった!」と律儀に返事してたのもツボ。ところで彼らって何歳くらいなのかな?16歳くらい?禰豆子ちゃんが15歳くらい?

猪の被り物をしてるから、視線が合わないとか、「なるほど!」と思ったし、善逸眠ってて逆にラッキーとか、これって何処まで計算して吾峠さんは作ったんでしょうね?あ、こういう設定にしたから、これを使える!と思ったのか、最初からの計算なのか。前者っぽい気はするが。

炭治郎の無意識領域の世界が美しかった。澄んでいて、でも、温かな青空。バトルシーンも綺麗だったけど、私は寧ろ、こういう描写の綺麗さに驚いた。

最後の煉獄さんのシーンも良かったけど、「瀕死の重傷のわりに良く喋るな…。」と思ってしまった(^_^;)。あれは、炭治郎に伝えるコトを思い出したから、呼吸法で止血しながら喋ってたんだろうけど。煉獄さんの言う「若い者の為に、柱が盾になるのは当然だ。」は、もう、ありとあらゆる会社員に聞かせたい台詞ではあった。現実社会は、上の者が下の者に責任なすりつける方が多いよね!「秘書が勝手にやった」とか、「いや、その話は私は聞いてない。」とかな!でも、組織って、本来は煉獄さんのような人がいないと伸びないんでしょうね。

鬼の肉と列車が合成されるシーンが本気で気持ち悪くて、「作画すげえ〜!!」となった。パンフにこの制作過程のインタビューがあるみたい。後でじっくり読みます。
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