ベートーヴェン生誕250年大阪フィルハーモニー交響楽団「英雄」

2020年11月20日19時開演
会場：高槻現代劇場中ホール
指揮・お話し：石川星太郎
コンサートマスター：須山 暢大
曲目
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
交響曲第３番変ホ長調Ｏｐ．55「英雄」

石川さんの生演奏を久々に聴いた。大フィルとは初共演だそうであるが私は神戸市室内
管弦楽団の演奏会で度々聴いており、今回で５回目。しかし今までお話しを伺った事は
なく、関心を抱いていた。以下は、お話しより。

本曲は1804年に作曲された。２番は1802年で約２年間隔で交響曲を作曲している。
この時代フランス革命が勃発、ナポレオンが台頭した。ベートーヴェンはナポレオンに
階級社会の打破を期待していて、本曲もナポレオンに献呈するつもりであったが
ナポレオンは皇帝に就いてしまう。ベートーヴェンは表紙を破り捨てた、という話を
弟子が書いているが、本当かどうか。(つづく)