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2020年11月15日18:04

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あなたのイイナを叶えます!?夢現の安寧!営業|アリアンロッド2E

【TRPG感想】
先日は青海さんがGMのアリアンロッド2E(注1)でした。

冒険の港ヒルベニアを舞台に一段落したキャンペーン「ハウンド」。
その舞台と設定と引き継ぎ、GMリレーするオムニバスキャンペーンとして「ドラグコア」が始まりました。

前回第一回をベテランGMのTSさんが務めてくれましたが、今回はPLとしてはベテランでもGM歴は自称若輩の青海さんです。
まあでもキャンペーン1本きちんと終わらせてる(注2)ので十分な腕前は保証されてます。

とはいえ、TSさんが「PC変えてもいいですか?」という爆弾発言からの妖魔PC登場という大波乱(笑)。
確かにドラグコアのキャンペーンレギュレーション作るときに「ギルドは継続する」という文言は書いたのですが、
「PCは継続する」という言葉をあえて抜いて、ぼかしておいたポイントだったりする。
そこに真っ先に気づいて、その上エウメニアさんがいるのに妖魔PCを突っ込んでくるとは、、、TSさん、恐ろしい子(笑)。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):エウメニア・ティスピニ(ムク)
性別/年齢/種族:女/23(外見17)/エルダナーン
クラス:パラディン/ウォーリア
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=827

「仮」ってついてるけどもうゲーム終わったしこれでいいよね?
今回のセッションではレベル15です。
毎セッション2レベルアップというハウンド時代のスピードそのままに来ています。

称号クラスに手が届くレベルになりましたが、エウメニアさんは称号クラスはあえてとらず。
まあ、2スキルしかないとできることも少ないですしね。

セットアップで得意の《ヘイスト》と他のスキルをやりくりできるように《インペレイティブ》をとったり、《ハイパニッシャー》で固定値アップしました。
フィロスの中でアコライトっていうと支援のイメージが強かったんですが、殴りにふってもここまで強い(注3)んですね。すごい。

ロール的特徴:
古風な侍みたいな独特な話し方をするエウメニアさん。
なのに、今回初登場のルーシーに「おぬしは独特な話し方をするんだな」という突っ込みで笑いを誘う(笑)。
ムクさんはこういうところが本当に丁寧で面白いんだよなー。
真似していきたいが、本人の空気感もあって出せる真面目な笑いなので難しい。

今回はマヅラーゆかりの敵だったこともあり、なかなか渋いロールプレイが多くて楽しく面白くかっこよかったです。

その他:
結構長いことフィロスとアリアンをやってくれているムクさんです。
ハウンドの頃のPCが、なぜかエウメニアさん1人になってしまうという一見危機的状況。
まあ、設定的には新しい仲間が増えてるので喜ばしいことなんですかね。
ギルドマスター代理として頑張ろうとしてくれてるのが楽しかったです。

次回はいよいよGMですね!
ムクさんのGM楽しみにしてます!

■名前(PL名):ツッキー(フィロス)
性別/年齢/種族:女/18/ヴァーナ(兎)
クラス:エクスプローラー/サロゲート/バンガード
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=835

はい、フィロスの久々のアリアンロッドPCです。

大抵のRPGの場合、フィロスの定番って「壁キャラ」→「支援キャラ」という順で作ることが多いんですが。
今回は珍しい「攻撃+回避」キャラ。
一緒に戦うことになると思っていた恵流ちゃんがまさかの別PC参加になったので、より攻撃色を強く、そしてさらに多芸になるように成長してみました。
見どころはパーフェクトアイテムガイドで強化された《コールスレイプニル》ですかね!

乗る動物を色々変えることで、さらに色んな状況に対応できるようになりました。
アバロンポメロとか乗るだけでロマンが溢れますよね。

まあ、そのおかげで短時間のセッションでもデータ管理がめっちゃ忙しくて大変なんですが(笑)。
楽しい、嬉しい悲鳴です。

ロール的特徴:
ロールプレイ的にも今回はチャレンジ。
「ギャル」をやりたいんですよ。
今回は前回よりはエウメニアさんに絡んでいけたかな、と。
次回からはルーシーにも絡んでいくぞー。
中の人の安心感からか、GMから色んなネタを振ってくれるので、うまく打ち返せるように、ちゃんとツッキーのキャラクターを練っていかねば。

その他:
久々のPLで、しかも高レベルなので本当に自由に楽しんで遊ばせてもらってます。
ゲーム中に、あのデータもこのデータも使ってみたい、と悩ましいのは楽しいですね!
もっともっと遊びたいので、これからもよろしくお願いします。


■名前(PL名):ルーシー(TS)
性別/年齢/種族:男/不明(20人ぐらい)/グライアイ
クラス:ソーサラー/ハッカー/メンター
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=834

TSさんが「色んなデータ使いたいじゃないですか」と持ってきた新キャラ!
妖魔フォモールが、邪神の束縛から外れたという設定の妖魔PCグライアイが初登場です!
さらに、魔法系のレガシークラス「ウォーロック」、現代PCと一緒に追加された新クラス「ハッカー」と、色んなデータを突っ込んできました。

データ的には風魔法を使うキャラですが、ウォーロックが「精霊剣」という白兵攻撃もできる武器を使うPC。
物理攻撃と魔法攻撃の両方のダメージを上げるためにファランクスまで持ってきて、色んなデータのデパートみたいになってます(笑)。

基本的には近づいて斬ったり、風魔法うったりしつつ、ハッカーの《コンパイルブースト》《ロジカルウォール》でダメコンする感じ。

、、、このギルド、《プロテクション》《サモン・アラクネ》《ロジカルウォール》「アエマ(逆位置)」とかダメージ減少手段が多すぎるんだぜ。。。

ロール的特徴:
初登場のグライアイの期待のロールプレイは、、、なんと中二病!
「運命の風がわたしを導いている」
とか素で言っちゃうタイプのキャラです。

過去の記憶がなく、なぜここヒルベニアに流れ着いてきたかも定かではない様子(注4)。
自身が妖魔であることは自覚しているみたいですが、
「これもまた、運命の試練、、、」
らしいです(笑)。
考察にありますが、今回は絡み方をちょっとやりづらい方向性にしてしまったので、次回軌道修正して、もっと絡めるようにするぞー。


その他:
大ベテランTSさんです。
もう数えきれないほどセッションをしてきたと思うのですが、まだまだ彼の引き出しは底が見えません(笑)。
一緒にセッションしていていつも新しいハードルを作ってくれるので、それにチャレンジしていくのが楽しいですね!
次回もよろしくお願いします!


◆粗筋
■これまでの粗筋
ヴァーナ族の寿命を延ばすための研究をしている珍しい英才の狼族アシュ。
現代地球から転移してきて、竜族の父親と再会した元女子高生恵流。
故郷の村を滅ぼされドルイドに救われ育てられた神官戦士エウメニア。
3人は港町ヒルベニアに集まり、ギルド「ハウンド」を結成。

様々な物語をこなし、恵流は父親と再会し、エウメニアは仇の魔族マヅラーを討った。
しかし、物語が終わっても彼らの人生はまだまだ続く。
そして、再び始まった物語。

父親と一緒に冒険の旅に出た恵流の代わりに、神殿の受付嬢のツッキーを仲間に加え、
なにやらツッキーに因縁のある兎耳の魔族ウサミンと対峙。
マヅラーの遺したマジックアイテム「ドラグコア」。
人のマイナス思念でモンスターを強化するドラグコアを使った魔族の仲間たちがいるらしい。
「まだ始まったばかりだよ」
事件を解決しても、ウサミンはそう言い残して消えるのでした。

■オープニング
まずはなんだか定番のマスターシーンから。
魔界のどこか、円卓に集まった10人ぐらいの魔族(注5)。
PLから「10人もいるのかよ!」と突っ込みを受けつつ、今回は羊角の女性っぽい魔族が出撃することになりました。

そして次は新キャラのルーシー。
ヒルベニアの外、運命の風に導かれて過去のないグライアイ、ルーシー初登場。
猫を追いかけるマダムを見て、逃げる猫に自分を投影して見ていると、猫が向かってきます。
風の魔法で優しくキャッチしてマダムに猫を返すルーシー。

ルーシー「お前も何かから逃げてきたのか、、、わたしも、何かに追われていたのかもしれない、、、」
猫「にゃー」
マダム「ありがとうございます、何かお礼を」
ルーシー「この町の神殿がどこにあるか、教えていただけますか。きっとそこに、新たな試練が待っている」

やはりレベルの高い中二病患者は、実力が伴うのでかっこよくきまってしまうことがあります(笑)。


ところ変わってツッキーの夢の中。
悪夢にうなされるツッキーの夢の闇を破り、暖かいオーラと一緒に、羊角の魔族フェルメールか現れました。
アースラン時代の習慣から武器を構えつつ会話するツッキー。

ツッキー「なぁに? 何の用?」
フェルメール「構えないで、といっても無理ですよね(微笑)。普段ならあなたみたいな冒険者の方の夢には訪れないのですが」
フェルメール「あなたがあまりにも苦しそうだったので、、、」
フェルメール「今、こんな風に、気持ちのいい、綺麗な夢を見たくありませんか?」

どうやら、「寿命をもらう代わりに、夢の中で望む快適な夢を見られる」とのこと。
なお、一晩につき寿命3日。さすがにないわー、とお断り。
「お困りの際はいつでも読んでくださいね」と契約書を残していくのでした。(注6)

そしてオープニング最後のシーンはエウメニアさん。
今回アシュさんが登場しない理由説明のお話。
アシュさんは、アーブさんと学会の月末発表に向けて集中したい、とのこと。
エウメニアさんがその言伝を得て神殿へ。
エウメニアさんが神殿に着くと、そこは地獄のような依頼の山に包まれていた。
なにやらペットがいなくなったので探して欲しいという依頼が急増しているらしい。

サニー「つっきーさぁん、、、倒れちゃいますよー
ツッキー「怪しいよね。うん、依頼人はいないけど事件として、ハウンドに調べてもらおう」

ちょうどそこにアシュの不在を告げに来たエウメニアさん登場。
さらにルーシーも合流。
サニー含むそこにいる面子は皆ルーシーがフォマールから光の力に目覚めたグライアイだと見抜きます。
緊張があたりを包みます。

ルーシー「わたしの正体を即座に見抜く。どうやらここには手練れが揃っているようですね」
エウメニア「、、、何しにこんなところへ?」
ルーシー「運命の風が、わたしを導いたので」
ツッキー「、、、は?」
ルーシー「新たなる試練が、ここに待っているはず」
ツッキー「そりゃあここ神殿だから、依頼はたくさんあるけど」
エウメニア「どうやら、この御仁は独特な喋り方をするようだな。ただ、悪いものではなさそうだ」
ツッキー「(我慢できず中の人が突っ込み)エウメニアがそれ言うのかよ!」

なんだかんだ言いつつ、一応妖魔なので警戒するってことで、様子を見るために一時的にハウンドに預かって今回の依頼をやることになりました。

サニーの「ツッキーさんも行っちゃうんですか?!」という悲鳴に後ろ髪をひかれつつ、調査開始です!

■ミドル
GMからいくつかの調査場所が公開されました。
そこそこ高い達成値ですが、丁寧にみんなの得意分野にしてくれているのでほぼミスはなく。
以下のことがわかりました。

・消えたペットの飼い主は、可愛がりすぎてペットにストレスを与えている(服着せたり、身体にいいが好物ではないヘルシーフードばかりあげたり)。
・帰ってきた猫や犬はストレスがなくなっている。

さて、情報源だったマダムから「猫を探して欲しい」と言われ探すことに。
探した先ではドラグコアの中から解放されたばかりっぽい猫発見。
発表準備で忙しいアシュさんにお願いして、動物と意思疎通できる使い魔ミニフェンリルをレンタル。
話を聞くと、どうやら夢の中に羊角の魔族が現れて夢を見せる代わりに納得してドラグコアに入っていたとのこと。
でもすっきりしたので飼い主のところに帰りたいというので、マダムのところに戻る一行。

するとマダムはおらず、机に手紙が。
手紙は、ツッキーが夢の中で渡された契約書と同じ瘴気が感じられます。
さらに馬鹿丁寧に「マダムをさらったけど、ほっといても身の危険はないよ。でも来てくれたら嬉しいです(超意訳)」という果たし状めいた内容。

■クライマックス
ポーション等の準備を整えてから、指定されたヒルベニア郊外の北側の平原へ。
そこにはドラグコアがくっついた野良猫数匹と、なにやらマスコットみたいな羊のモンスター、そしてフェルメールがいました。

フェルメール「おいでくださり、ありがとうございます」
フェルメール「手紙まで置いたので、来てくださるとは思ってたんですが、安心しました」
フェルメール「ご安心ください、ご婦人は少々力ずくでドラグコアに入っていただきましたが、その猫ちゃんを近くに見せてあげればドラグコアからは解放されるでしょう」
エウメニア「何が狙いなの?」
フェルメール「ドラグコアの研究、、、ですかね(意味深な目でエウメニアを見る)」
フェルメール「すでにそこの猫ちゃんからお話は聞いてると思いますが、わたしが最近この町でドラグコアの実験のため、わんちゃん猫ちゃんたちに夢を見せていました」
フェルメール「でも勘違いしないでください? ちゃんとみんなリスクは説明して、理解して、納得してもらって協力してもらったんです」
ツッキー「動物相手に理解とか納得って、、、とりあえず、やっつければ事件は終わるのね!」

PCたちの糾弾にとても丁寧にやったことを白状してくれるフェルメール。
ただ、ドラグコアのことになるとちょっともにょもにょ(注7)。
とりあえず事件の黒幕だったことがわかったので、戦闘開始です!

エネミーは野良猫3匹(データは虎)に羊使い魔1匹、そしてフェルメールと3人PCに対してかなりの数(笑)。
とはいっても、このパーティ、シーン攻撃使いが2人もいるのでエンゲージがばらばらでもあんまり気にしません(笑)。

アシュがいないエネミー識別の穴をルーシーが華麗に埋めて全体識別。
攻撃を何も持っていないフェルメールに「??」となりつつ、羊使い魔が《プロテクション》《守護結界》持ちということでPL達に戦慄が走ります。

ツッキー「ついにパワー持ちがきたわね」
ルーシー「大いなる試練の波動、、、」
GM「まあ、もう称号クラス持ってるPC相手なので。大丈夫強くないですよ(笑)」

結論、蘇生と祝福は使わなかったのでそこまでピンチではなかったんですが、、、戦闘はトピックで。

・フェルメールのオリジナルスキルによって強制待機とか行動値下げられててんやわんやするPC(笑)。このGM、本当変なことさせると面白いな!(笑)
・ルーシーが飼い猫を宿主に返し、ドラグコア解放! しかし強化されるはずのエネルギーはなぜかフェルメールへ。
・エウメニアさん、気合いのシーン攻撃で弱い方の野良猫速攻退治!
・ツッキー、コンセプト通り回避しまくる! しかしエンゲージしてないので《ドッジスラッシュ》は使えず(苦笑)。
・ドラグコアのエネルギーを吸収したフェルメールが、羊使い魔と同じ能力+複数エンゲージ攻撃が生えてPL一同驚愕!

ルーシー「(素になり)いやあ、これはやばいっすね」
ツッキー「回避すればいんじゃ?」
ルーシー「そっちもですけど。羊使い魔と同じ能力ってことは、これからの攻撃《守護結界》と《プロテクション》が重なってきますよ」
エウメニア・ツッキー「!!」

・そんなわけで、50点以上軽減してくるフェルメールと羊使い魔のコンビ!

何とか敵のほとんどを掃討したハウンド。
フェルメールは、研究は十分、という顔で撤退準備に入ります。

フェルメール「でも、最後にひとつだけ」

今まで理知的で温和だったフェルメールが、初めて攻撃の感情、激情を込めて魔法を放ちます。
ターゲットはエウメニアに!
とんでもないダメージだったのですが、残していた《アフェクション》で間一髪逃れます。

エウメニア「い、今のは、、、」
ツッキー「突然何よ! 帰るんじゃなかったの?!」
フェルメール「あの人、マヅラーを倒したって人に少しぐらい傷をつけたかったんだけど、、、まあ、今は良しとしますかね」

また笑顔の仮面をつけ直したフェルメールは、少しだけ残念そうな気配を残して消えていきました。

エウメニア「あの羊角、マヅラーと何かしらあるのか、、、」
GM「これは裏設定なので使っても使わなくてもいいんですが、、、ほら、マヅラーって『馬』じゃないですか」
GM「フェルメールは『羊』なので、干支だと隣になるんですよ」
GM「そんなわけで、研究のお手伝いとかもしてて、憎からず思ってる、という裏設定です」
ツッキーの中の人「おぉ、なるほど。あ、ウサミンは『兎』か」
ルーシー・エウメニア「おー」
GM「まあ、本当に12人もいるのか? ってのはわかりませんけどね(笑)」

■エンディング
事件は一段落。
1日依頼をさばき続けて死にかけたサニーを労いつつ、アシュのところに新しい仲間ルーシーを紹介。

エウメニア「最初は疑ってすまなかった」
ルーシー「一瞬不穏な風が吹いたのはそのせいだったのか(一同笑)。これもまた試練の一つ。だがまだこの町にはいくつもの試練がありそうだ。これからもよろしく頼む」
エウメニア「ルーシー殿は言葉遣いは独特で分かりにくいが、実力は確かだ。こちらからも力を貸してくれると心強い」

がっしり握手する2人。
見てるアシュとツッキーは苦笑いしてそうです(笑)。

あと、エウメニアさんがツッキーに「困ったときは仲間がいるぞ」と言って、
ツッキーが表面上だけ「頼りにしてますよー」というあえてすれ違い演出するシーンとかしつつ、
今回のセッションはおしまい!

◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:4点
ストーリー:3点
ボーナス:4点

ロールはこの面子だと4を下回る気はしないよね。
TSさんが中二キャラぶっこんできたので、相変わらず笑いの絶えない時間でした。
なんとなく過去の中二キャラに比べてドMっぽいのは本人の気質なのだろうか(笑)。
ゲームは普通に面白かったので3点かなーと思いつつ、ふと気付くと時間が全然経ってないことに気がついた。
大変失礼ながら青海さんのセッションは長引くかなーと予想していたので、これだけこってりロールプレイしてこれしか時間が経っていないのは驚き。
GMのタイムマネージメントの手腕だと思ったので4点に。
真似したいが、どこでコントロールしてたんだ、、、クライマックスのボスかなぁ?
ストーリーは順当に3点。
ご本人は吟遊詩人っぽさを気にしてたけど、普通じゃないかなぁ?
NPCの台詞が長いときって吟遊詩人っぽさを感じることもあるけど、
青海さんのはツッコミ入れるとちゃんとNPCがリアクションしてくれるから、吟遊詩人とは感じないのよね。
ボーナスは、数年ぶりのGMにチャレンジしてくれた青海さんに感謝を込めてプラス1点。


◯良かった点
・吟遊詩人らしくても吟遊詩人にならない方法
・時間管理テクニック?

◯悪かった点
・中二キャラとの絡み方に要再考

個別解説!

・吟遊詩人らしくても吟遊詩人にならない方法
点数の方でも書いたけど、ご本人が吟遊詩人っぽくなってしまったと感想戦で反省されていた。
ただ、PL側からは(フィロス以外からも)「そんなことないんじゃない?」との感想。
多分この対称性は、GMが発したNPC台詞のうち「シナリオで用意された台詞の量」と「アドリブで、リアクションした台詞の量」に関係していると今回は着目してみた。

恐らく、今回のボスNPCであるフェルメールは、人格の根っこが青海さんに近い気がする。
リアクションスピードが早く自然な感じの切り返しが多かったのがその理由。
根っこが近いと、GMはあんまり意識せずにリアクションをしていることが多い。
その結果、ボスがシナリオに書いてあるっぽいことを話してるときに、ちゃちゃを入れたら、ちゃんと受け答えしてくれる。
そうすると、GMはシナリオに書いてある通り読んでいて吟遊詩人だと感じていても、
実際は会話がうまく成り立っているので、PLからしたら吟遊詩人っぽさはないわけだ。
吟遊詩人を避けるために色々小手先のテクニックを語ることがあるが「自分とパーソナリティの近いNPC」を出すってのは考えたことなかったので勉強になった(注8)。

・時間管理テクニック?
今回、かなりこってりたっぷりロールプレイした感触がある。
オープニングでツッキーとフェルメールさん。
ミドルではルーシー初邂逅。
クライマックスでもフェルメールさんとのお話。
クライマックスで全員好き勝手にロールプレイしまくった印象。
ただそれでもほぼ4時間できっちり終わった。
キャンペーンレギュレーションでミドルを短めにする推奨としてるが、調査もやってた気がする。
クライマックスの敵が実は弱かったのかなぁ?
確かに言われてみると蘇生も祝福も使ってないし、ツッキー2回しか攻撃してない、か。
粗筋に書いたように、ボスが撤退する形でクライマックスは終わっている。
もしかしたらまだまだ戦えるところを時間調整のために撤退にした、、、のかもしれない。
それでも戦った感は強かったので、わざわざ調整した感じはなかったなぁ。
素晴らしい、が理屈がわからんと真似できないなぁ(笑)。
今度機会があったら聞いてみよう。

・中二キャラとの絡み方に要再考
定期的に現れる中二キャラ(笑)。
今回、「あーはいはい、そうですねー」と流すような、塩対応なリアクションをしてみた。
根は真面目、という感じで中二発言が理解できないという感じのロールプレイである。
ただ、終わって振り返ってみると、これってギャルじゃない(苦笑)。
ルーシー「大いなる危機が待っている」
ツッキー「まじで?! やばいやばい。それ、どうしたらいいの?」
ぐらいのリアクションを咄嗟にできるようになりたい。
話に中身がなくとも積極的に乗っかっていくのが、前向きで明るいギャルだと思うので、今回のロールプレイはあまりよくなかったかもしれない。
渾名で呼ぶのもまだまだ慣れないし、ギャルロールプレイのハードルはなかなか高い。
ただやってて面白いし、もっと練っていかねば!



当然なんですが、やっぱりGMが違うとPL側の面子も変わり、色々なロールプレイが生まれる。
そういう組み合わせの妙がTRPGの面白さですよね。
同じシナリオ、同じ面子でも結果が違ったりしますし。
時間が経つとPLの考え方も変わったりする。
一瞬一瞬、その時しか生まれない物語をこれからも大事にできるように、自分のロールプレイも磨いていきたいです!

さあ、次回はムクさんが超久々なGMです。
楽しみですね!!


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