ホームレスになった人のその理由を考えてみた。
仕事がうまくいかなかったとか予期せぬ出費が発生したとかの理由ももちろんあるだろう。
しかしそれ以上に『本人の意思』も確実にあったと思う。
仕事上の、我慢すれば乗り越えられる場面や、一緒に暮らす家族との軋轢。
我慢すれば家や安定した収入を失わずに済んだけれど我慢することを選択しなかった。
自分の意思でそのように選択した場面があったと思う。
そしてその選択の先にあるその後の生活もある程度は覚悟していたと思う。
私はそこに学ぶことがあると思う。
つまりなんとかなる、なんとかする、という部分だ。
どのような場所で寝るか、食べ物はどうするか、着る物はどうするか、何とかしようと思えば何とかなるもののように思うのだ。
では、そこまで質を落とさなければどうだろう。
ある程度安定した収入がある。
快適に過ごせる家もある。
着る物も十分にある。
その上で毎日人間関係で我慢することもない。
ホームレスの生活をする覚悟があれば今の自分の生活は快適そのものだ。
これ以上望むものもない。
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